第14話 英雄譚

(これにてチームアトモスの勝利として戦争を終了します)

(敗走者の復活を開始します)


やったなヘルメス。よく勝ってくれた。

君は立派な英雄ヒーローだ。


そんな…ありがとうございます。


わたしたちははいそうしてからずっと空からみてたんだよ!


そうだったんですか。


だから君たちの行為も見てしまったのだよ。


///(赤面)!


しふぉんちゃんもあぷろでぃーてにへんぼうしちゃってびっくりしてたんだから!


ヘルメス。戦争は終わった。これからすることは条約を創ることと敗北したチームをどうするかを決めるのだ。


明日の朝相手のチームと会議はんせいかいをする。今日はしっかり休んでくれ。

本当にお疲れ様。


ありがとうございます。

今日はしっかり休ませて貰います。

(アプロディーテになったシフォンとも○○○したいしな)


行こうかシフォン。


    『家に帰ろう』


うん。行こう。


(このときはアプロディーテはシフォン。ヘルメスはハクアの姿に戻っていた。)


ガチャ、ただいま~って誰もいないか。


私がいるわ!


ふふ。そうだったな。ここに帰って来るのは久しぶりな気がするな。


そうね。短いようで長かかったわ。


ハクアはお風呂に入ってて。私は夕食を作ってるから。


おうありがとうな。『俺の奥さん―。』


そう言うとハクアは風呂場へ歩いていった。


(奥さん////)


あがったぞ~


ご飯できてるよ。一緒に食べよう


うん。シフォンの手料理食べたかったんだ!


(二人は手料理をたべこれまでのことを振り返っていた)


ハクアはヘルメスっていわれたときどう思ってたの?


そりゃびっくりしたよ。自分が神だったなんて考えただけでも頭が痛かったよ。


シフォンはどうだったんだ?


「…私は嬉しかった。正直ヘラさんの技をみたとき私では敵わないと思ってたんだ。

私だって戦いたいと思ってた。ハクアを守りたいと思ってたから。」


…そうかありがとなシフォン。


そう言うとハクアはそっとシフォンの手を抱きしめた。

シフォンは心も体も満たされていく感覚に浸っていた。


「ハクア…お風呂入ったら私の部屋に来てくれる?」


その言葉には柔らかな熱が確かにこもっていた。
















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