もっと楽に自炊できないかな?(調理以外編)
料理を続けるにあたって『楽』ということはとても大切です。
時間がかからない。手間いらず。誰でも簡単に。
料理番組でよく聞くキャッチフレーズですね。楽ができるということが、多くの人々の心をキャッチするわけです。
このエッセイでもいくつか紹介してきました。
前々回のお惣菜やカット野菜。お湯を沸かす電気ケトルに、楽に皮が剥けるピーラー。
生活と共にある料理だからこそ、先人たちの知恵がたくさん詰まっています。
今回からはモチベーションを保つコツとして、そんな『楽』を紹介していきますよ。
まずは調理以外の部分から!
①キッチンの整理整頓
「いきなりめんどくさいじゃないか!」そんな声が聞こえてしまいそうですが、どうかお待ちを。
キッチンはパソコンで言うところのデスクトップです。フォルダがゴチャゴチャと並んでいるような適当な状態では作業しづらいですよね。
シンクやコンロの掃除もそう。衛生、気分、効率において悪影響です。
毎日掃除するまでしなくとも、『使ったら元の場所に戻す』『作業スペースは常に確保しておく』『効率を考えて配置する』ぐらいを意識しておくと快適に料理が出来ますよ。
②「美味しい」と言ってみる
続いては何やら悲しい感じのコツです。
やり方はそのまんま。食べたら「美味しい」と声に出して言ってみるんです。
言葉の力は存外あなどれないもので、美味しい、つまり成功したと改めて認識することにより、なんだか褒められた気分になれます。
もちろん他人に言ってもらうことも効果的です。友人から「料理上手だね!」なんて言われたら、また作ってあげたくなっちゃいますよね。
ただしこれは逆もしかりなのでご注意を。誰が作ったにしても、調理者本人に「マズい」は言わないでください。何か伝えたい場合はアドバイスや提案のような形にしましょう。
③料理番組や料理本を見てみる
独創だけでは限界があるので、情報を様々なものに頼ってみましょう。
今まで何気なく聞き流していたあの番組。自炊をするようになってから見てみると、なんだか結構面白そうです。
私もよく味付けや食材の使い方など、参考にさせてもらっています。
ゲームのプレイ動画のように、誰かがやっていると触発されて意欲が湧いてくるなんて効果もありますよ。
今や時代はネットですが、料理本だって負けてはいません。
情報が絞られているので探しやすいですし、本棚に料理本が並んでいるとカッコいいです。……カッコいいって大事ですよ。
何にせよ有用なのは確かなので、気になるものがあれば買って損はないでしょう。
④まとめ買いをしてみる
料理で億劫になるポイントのひとつが『買い出し』です。
仕事で疲れているのにスーパーに寄って重たい荷物を持って……できれば避けたいですよね。
単純ですが解決策として、スーパーに行く回数を減らしてみましょう。
たとえばよく使う卵や野菜。使い方はパッと思いつかないけれど、家に置いてあれば帰りに買って帰る必要がありません。
ただし少し慣れが要るので、最初は二日分ぐらいがオススメです。腐らせてしまっては本末転倒ですよ。冷蔵庫の容量にも気をつけてくださいね!
安売りの時に買えばさらに吉です。ポストにスーパーのチラシが入っていないか確認しましょう。
⑤手間を削る
普通のスーパーでは牛を一頭買いできませんし、一般家庭の料理に牛一頭は必要ありません。
ありがたいことに、スーパーでは客が使いやすいような状態で商品を売ってくれています。料理や食べる人数などに合わせて食材を選びましょう。
缶詰なども使いやすいですね。サバの水煮缶は個人的に重宝しています。
洗い物がめんどくさい時は丼ものという手もあります。おかず分の皿を洗わずに済みますし、早くて美味しいです。
具体例だけでなく『手間を削る』という考え方がポイントですよ!
とりあえずこんなものでしょうか。
毎日少しづつ楽を積み重ねれば、次第に料理上手になります。もちろん美味しいのは前提ですよ!
次回は調理の『楽』です。お楽しみにー。
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