準備はOK?(前編)


 どうも。

 前回予告した通り、調理器具や身だしなみについてのお話です。

 思っていたよりも長くなるので、前後編に分けます。


「まだ料理できないのか!」という声が聞こえてきそうですね。では試しにキッチンに立ってみましょう。



 今回は野菜炒めを作っていくていで考えていきます。

 食材は買ってあるとしまして、あなたは料理する気満々です。


 ではまず手を洗います。

 学校でも手洗いは大事だと習いましたね。必要だから習ったんです。


 そこまで気を遣わなくても……なんて私も思いますが、食中毒になる苦労と比べればなんのその。

 慣れている人も忘れがちな部分だったりします。今のうちに習慣づけちゃいましょう。


 と、ここで爪にも注意です。

 短く切って清潔に。までは基本ですが、ネイルをしている方は落としておくと良いです。


 私もネイルは綺麗だと思いますが、料理は口に入るもの。マニキュアの液を飲むのは抵抗がありますよね? 特に誰かに作ってあげる場合は、悪印象を与えてしまうこともあるので注意です。

 細かい手先作業で結構剥げてしまったりするので、いっそ先に落としておきましょう。


 続いては服装。

 お気に入りの白いシャツなんて着ていたら、あわや大惨事です。

 野菜炒めですと、油が跳ねるかもしれません。夏場は火の前に立つと汗をかきますし、部屋着などの多少汚れても大丈夫な服にしておきましょうね。


 ちなみに、エプロンを使うとそこまで気にしなくともよくなるので便利です。

 気分もお料理モードで楽しいですよ。


 そして髪の毛。

 長い人は束ねましょう。フライパンに垂れて、髪先から野菜炒めのニオイがしても良いのなら別ですが。

 料理に髪の毛が入っていると良い心地はしないですからね。気を遣っておきましょう。燃えないようにも注意です。



 はい。以上が身だしなみです。


 どこかで見たことがありますね? そうです。調理実習です。


 マスクがないのはめんどくさいからです。あれは調理中に唾液などが入るのを防ぐわけですが、自炊中に料理に向かってベラベラ喋るシーンもそうそうないですので……。ご自身で必要だと思えば着用程度で良いと思いますよ。


 あんまりガチガチに準備をすると億劫になってしまうので、基本だけおさえておきましょう。


 話を戻しまして。楽しかった調理実習の時間には、ちゃんと料理の基礎が入っていたわけです。

 別にエプロンを着た女子が可愛いから着せていたのではありません。可愛いのは事実ですが。


 食事は自分の体を作るもの。

 清潔な方が気分も良いですよね。



 次回は後編。調理器具についてです。


【おまけ】

 白米のお供五十音(あ~の)

 メインディッシュじゃないんだけど……な名脇役たち。


 あ……浅漬け

 い……いぶりがっこ

 う……梅干し

 え……エイヒレ

 お……沖漬け

 か……粕漬け

 き……キムチ

 く……くるみ味噌

 け……削り節

 こ……ごま和え

 さ……鮭フレーク

 し……しば漬け

 す……すじこ

 せ……千枚漬け

 そ……そぼろ

 た……たこわさ

 ち……チャンジャ

 つ……佃煮

 て……天かす(めんつゆと混ぜて)

 と……とろろ

 な……納豆

 に……肉味噌

 ぬ……ぬか漬け

 ね……ネギぬた

 の……のり

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