第2話 戦争準備に入る

1949年6月 日本


どうやら。各国政府はアメリカ合衆国に宣戦を布告するようね。まあ、いきなりニュークを打ち込んできたのだからね。


ドイツもイギリスともに軍を編成しカナダのハリファックス港に終結したという情報も入ってきてるわね。まあ、その前にカナダケベックで戦略などの会議がおこなわれているそうね。

水瀬大佐たちも統合作戦本部付の士官として合同会議に参加しているそうだしね。

まあ、ハワイ経由で移動してるけれどね。

で、アメリカ連合国のニクソン大統領も合衆国のケネディを批判してるそうだしね。


まあ、政治的な話は私にはこの時点では関係ない話なんだけどね。

で、私の周りでは女子だけを集めた輸送、哨戒などの後方支援専用部隊がつくられるという話がはいってきたわね。

まあ、それは当然だわな。先の大戦で現役で飛んでるのは私くらいだからね~。ほかの連中は皆第三種戦傷で予備役になったからね。


ちなみに第三種戦傷というのはいわゆるオメデタってやつよ。流石に母親になる奴を飛ばしたり戦場に出すわけには行かないからね。まあ、男女が絡めば当然といえば当然だからね~。


で、私たちの周りには戦後にパイロットになった奴や末期に卒業したという連中が殆どだったわね。まあ、私は男女関係なく自分の持っている空戦技術を奴らに体で教えてあげていたりしていたけどね。

そんなこんなで私は司令部に呼ばれたわね。

で、ピストにきた私は意外な指令を受けることになったね。


「入ります」

「来たか。実はな瑞雲君。君に海軍航空隊に転属が決まった」

「海軍でありますか」

「そうだ。君の経歴を見せてもらったが空母着艦可能で信濃とはいえ局地戦闘機「震電」ジェットを着艦させた腕前と公称撃墜数395機の腕前を是非ともと言ってきたのだ。水瀬大佐も是非といってきたのでな。どうかね」

それを聞いた私は尋ねる。

「そうですか。お受けいたしましょう。ですが、配属される部隊の希望は通りますかね」

「それはもちろんだ。どこに就きたいのかね」

「そうですね。では高槻友三郎中尉のいる部隊に願います。あの人には以前借りがありますのでその借りを返す機会としましょう」

私がそう言うと奴らは困った顔をしていたようね。まあ、あの人がとんでもない暴れん坊だということを知っているからね~。


そんな感じで私は空母信濃の飛行隊に配属されたわね。そこでひと騒動起こるわけだけどそれは後に話すとしましょう

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る