初っ端から畳み掛ける、怒涛の喪女妄想。いやー、笑った笑っ……途中、わかりみが深すぎて泣きました。笑いながら泣いてました。この主人公と『休肝日は閏年のみ!365日宅飲み生語り大会』を開催したいと思うくらいに共感しました。と思ったら、ラストでまさかの大どんでん返し!今夜は花火の音をBGMに肉じゃがを一人で食べよう、明日から喪女のマジェスティ、略して喪女スティを掲げまた強く生きよう、そんな勇気をいただけるお話でした。私のところにも神様来いやーー!!
不幸な話なのにセンスの光る毒で何故か元気がみなぎってしまう。単純に面白い!本当に面白かった!!世にも奇妙でドラマ化して欲しい!!
もう少し読みたくなるところで終わる、切れのよい短編でした。
ネガティブ思考満載の主人公ですが、思わずクスッとしてしまう突拍子もない負の妄想がとても面白く、また、性別を問わず同じ境遇の読者(私は断じて違いますからね!大声)の共感を誘う「憎めない女性」に仕上がってて楽しめました(^^)そして、最後はやっぱりハッピーエンドが嬉しい…かな(^^)私の人生もそう願いたいから笑笑(^^;;
とにかくテンポよく、センスのいい文章で笑わせてくれます。ずっと恋に報われない主人公の、嫉妬と嘆きと妄想がマシンガンのごとく繰り広げられるのです。そんな中現れる自称神様。彼女を神だと信じずに、願いを叶えるという言葉にテキトーに、しかもとんでもない願いを言ってしまう主人公。けれどどうやら彼女が神様って言うのはホンモノっぽい!?このストーリー、ハッピーエンドなの? バッドエンドなの? とドキドキしながら読み進めていきましたが、本当に秀逸なオチでした。長さもそんなに長くないので、サクッと読めてとてもおすすめです。
『どどどどんな作品だろう……?(; ・`д・´)』と思って読み始めたのですが、これがどうして、すごく面白いです!特に喜怒哀楽の内容の具体的な所が実に良くて、笑いました。全4話なのが残念ですが、切れ味としてはいい所で終わっていると思います。いい短編です!
ド派手なキャラクターをもつ主人公のペースをベースに、ところどころ細かいネタを振りまきながら物語は進んで行きます。最後に思わず「やられた」と叫びたくなるような結末が待っている、そんな作品です。
勢いのあるコントのような文章で、フフッと笑いたくなるネタが満載。しかしただのお笑いではなく、ハッとさせるラストでとても温かい読後感です。
読みながら思わず頬が緩んでしまうぐらい楽しい展開です。嫉妬の塊を抱えた一人の女性。常に妄想を描き、またどこかの誰かに嫉妬し、そしてまた妄想……と繰り返すその姿には笑わずにはいられないでしょう。そして、いきなりの急展開が起きたと思えば、最後に待ち受けるのはさらにそれを越えた内容に。短い話でありながらも、凝縮に凝縮を重ねた濃厚な物語。是非一度目を通してみてはいかがでしょうか。
もっと見る