概要
右足不随の少年、上原宇佐美はふらっと立ち寄ったラフトボール展覧会で、とあるラガーマシンに出会う。
そして翌日の試乗会、そこでラガーマシンに搭乗した彼は、ラフトボーラーの道を歩く事を決める。
これは後に、炎のランニングバックと呼ばれるラフトボーラー、そしてそれを取り巻く周囲の人々の物語である。
プロジェクトアニマ金賞作
エブリスタ同時掲載
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!鋼鉄の足で走り出せ! 燃え上がれ炎のランニングバック!
ラフトボール。それは4~6mの鋼鉄の機体ラガーマシンに乗って行われるアメフトとラグビーを合わせたようなロボット競技。事故により右足不随となって陸上の道を絶たれた男子高校生・上原宇佐美は、気まぐれで訪れた展覧会でラガーマシンに試乗したことで走る喜びを思い出し、仲間と共にラフトボーラーを目指す!
右足にハンデを抱えながらも悲観せず、常に前向きな主人公の宇佐美と、友人たちの友情と奮闘が明るく爽やかに描かれています。
ラガーマシンは一般的な人間型だけなく選手ごとに多種多様。犬やバイクに変形するものもあれば、長い腕をカタパルトのようにしてボールを打ち出す変わり種もいる。それぞれの機体の特色を…続きを読む - ★★★ Excellent!!!伸びる腕でキャッチ!ブースターで加速!それがテックボールだッッッ!!!
本作を一言で表すならば、ズバリ「ロボ×スポ根」。
しかし、それだけではとても伝わり切らないほどの魅力がこの作品には詰まっている。
右足付随の主人公が、ロボットという“足”を得て再びフィールドに立つというドラマ性。かわいいヒロイン。決して上辺だけではない、泥臭くも熱い等身大の友情劇。かわいいヒロイン。テックボールという独自競技のスポーツ性。クスりとさせられるキャラ同士の掛け合い。ライバルたちとの邂逅。エロかわいいヒロイン……etc.
とにかく、これは「ロボットがただスポーツをしている話」のではない。
ロボットだからこそできるという必然性で固められた地盤の上で、今時珍しいくらいに真っ向から「…続きを読む - ★★★ Excellent!!!テックボール!! それは熱き者達の物語である!!
ロボットを選手と見立て、フットボールとラグビーを描け合わせた近未来スポーツ、それが『テックボール』。
ある日、片足不随になった宇佐美君に、そのテックボール選手としてのスカウトが迫られる。これが彼にとっての新たな人生のスタートであり、新たな戦いでもある。
スカウト、選手になる事へのワクワク感、そして迫り来る試合。スポーツの熱さをふんだんに盛り込んだストーリーに、読者の方々も宇佐美君のような体験に陥るはず。
そして祭りちゃんやクイゾウなどの個性的なキャラが、このストーリーをさらに楽しませてくれる。あっ、ちなみに自分は祭りちゃんファンになってしまいました(笑)。
そんな訳でスポーツ…続きを読む