仮想と現実の入り混じる世界に生じた炎の行方

「ゲームさながらのアクションが可能な仮想世界で互いに全力をぶつけ合う壮大な鬼ごっこをするとどうなるのか?」という答えがこれなのかな、と。前作の「深層」同様の超常現象を含め、近未来のその先に発生する犯罪とそのトリックがデジタルイメージで描かれます。終始スピードに乗った展開で息つく暇もありません。前作のようにブシュ―っと血は出まくりませんが、その分破壊の嵐です。壊しまくりやがります。バンバン燃やしてどかどか進んで脳の処理が追いつきません。
(そしてたまに痛ぇ)

そんな『狂った世界』第2段。こんな未来は嫌だ(笑)。

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