僕、人間。貴方、人間。 初めに定義したのは誰の仕業だっただろう。 思い出せないけど、実感はできるかもしれない。そんな思考実験に似た小説でした。
フロリダ生まれ浅草育ちです。おっさん。
とある人工知能に呼び出されて、ある人物について写真や会話などを基に、それが「人間」か「人間ではない」かを答えるという、一見簡単そうなストーリーに感じるかもしれない。しかし、高度に発達した科学技術に…続きを読む
読みやすい長さ、深く考えさせられる内容、パーフェクトな構成。何度も繰り返し読みたくなるような作品です。そう遠くない未来……本当に『人間判定』する日が訪れるかも。
個人的に「人間」の定義に関心があるのでとても興味深く拝読させて頂きました。身体なのか、意識なのか。実は考え始めると一概に言えないのでは…と思わせて頂きました。ラストがいつまでも心に残りますね…
人は一体、何を持ってして人を人と呼ぶのか。メトロポリス・アルファの住民。彼らの「人間判定」に臨むユーリ。読者の方は是非、ユーリと一緒に判定をして欲しい。軽い心理テストをやるつもりでも、真剣に…続きを読む
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