概要
王子さまとのハッピーエンドなんて、最初から私の願いじゃない
おとぎ話に似た、けれど日常の中にありふれた恋の連作短編集。
第1話 『マロウブルーの効能』
「お名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
カフェで働く莉亜は、文通相手の有紀に励まされて、憧れのお客様に想いを伝えるけれど……
第2話 『NOT MAGIC』
「毎日素足でだって会いにきます」
絵麻は、毎朝通う定食屋の陽成に想いを伝えたが……。
第3話 『落ちない林檎』
あの実は酸っぱい、なんて諦められない。
飲み会で泥酔した平雪に災難がふりかかる。
第4話 『溺れてしまえ』
私の想いはきれいな泡になって消えたりしない。
風邪をひいた鳴海は声が出ず、隣の席の中根に助けてもらう。
第5話『点灯手』
私の考えた最善手。
元輝が失踪して一年。千沙乃は今日も暗い部屋から、目の前の通
第1話 『マロウブルーの効能』
「お名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
カフェで働く莉亜は、文通相手の有紀に励まされて、憧れのお客様に想いを伝えるけれど……
第2話 『NOT MAGIC』
「毎日素足でだって会いにきます」
絵麻は、毎朝通う定食屋の陽成に想いを伝えたが……。
第3話 『落ちない林檎』
あの実は酸っぱい、なんて諦められない。
飲み会で泥酔した平雪に災難がふりかかる。
第4話 『溺れてしまえ』
私の想いはきれいな泡になって消えたりしない。
風邪をひいた鳴海は声が出ず、隣の席の中根に助けてもらう。
第5話『点灯手』
私の考えた最善手。
元輝が失踪して一年。千沙乃は今日も暗い部屋から、目の前の通
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?