帽子の色はただオシャレでない、その人の心の色が出ている

ハッカーによってもたらされた大災害の場面から話は始まります。
どうしてこなったのか、その経緯、背景を辿りながら目前の攻防へと歩んでいく。

面白おかしい要素を持った人たちと、渋い道を歩んでいく主人公。
技術者とその周りの人が持つ想い、葛藤、痛快さもしっかりとある物語。
胸が熱くなる場面多数、ポの字の場面も有り。

セキュリティの技術者ではないですがが、片隅の技術者としては震える事案。来ないと思いつつも、いつか来る脅威。いや、来ないでw

現実にある会社名、ソフトなどの名称が出ているのでそのまま使われているのでリアリティがあります。あ、悪い方向で出ているブランド名は無いですね。そこは架空の名称が使われているようです。

読んでいて面白く、勉強にもなりました。

専門用語はググってください。
もしくはそういうものがあるのだと思ってくれれば良いかと思います。分からなければ読めないというものでは無いと思います。

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