能力者が生きる世界

ー2050年、科学が進んだ世界で極秘に進んでいた能力者誕生計画。
通称a(アルファ)。
この計画とは、未来が約束された輝かしいもの達を中心に能力を人工的に与え、それを研究するというものだった。
しかし、人工的に与えるもののため、得られる能力は様々だった。
「火を操る」、「水を操る」などはマイナーだが、中には「紙を操る(折り紙も折れる)」、「指先から熱を出せる(40度)」などといった地味な能力者も誕生した。
また、能力者はその能力の強さなどによりランク付けされている。
最高ランクがS、最低ランクがG、(巷ではゴミと呼ばれている)といったものだ。
最初はこの能力を悪用し、戦争が起こるのでは？
と言う意見もあったがそういった者もいなかったため、2060年には能力を使い世界をより良いものにするため、…続きを読む