弁の立つ主人公、口うるさいヒロイン、言葉の掛け合いがすごく良かった。世界感と地の文が少し甘い感じがするが、次から次へと様々なイベントが起こり、ボリューム感がある無いようでした。
小説は「人間」を表現してなんぼだと思います。
本作は「安心して読める良作」だ。何しろ人が死なない! 厄介なトラブルも厳しい試練も、主人公たちは時に力ずくで、時に機転で乗り越える。最後は必ずクスリとし、ニヤリとし、笑顔で旅が続いていく。これは正真…続きを読む
稀代の錬金術師であり、詐欺師でもあるヘルメスと、まだ若いながらも奇跡の力を使いこなす魔女ステラ。ふたりの旅と、その結末までが美しく綴られた作品です。読後にじんわりと心に残る爽やかさとほんの少し…続きを読む
錬金術士の要所でキメるボンクラ男とポンコツ天才魔女娘が彼方目指して大冒険……これだけでご飯三杯はイケますよね。 ストーリーもさる事ながら、主人公二人組の掛け合いが気持ちいい。 愉快痛快おっさん…続きを読む
時は18世紀末か?場所は欧州のどこかだろう。産業革命の足音が近づきつつある中、誰もが迷信やまじないを忘れてゆく。代わって台頭するのは、科学と合理の今へ続く価値観だ。 そんな中で、イカサマ錬金術師…続きを読む
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