ふわり、ふわり。幸せが、薫る。

先ずは一言。
最っ高だった!!

僕は、あまり色恋をテーマにした小説には、うん、誤解を恐れずに言えば、興味がない。
愛とは大いなる錯覚、なんて言うほど無粋ではないけれど、それが主題の話なぞと思う気持ちが無かったわけでもまた、ない。
ではなぜ?なぜ僕は読んだのか?

それは、香りだ。

桜が香る。
香が薫る。
その先入観を打ち崩すと、文字たちが匂わせていたからである。

読み終えて、いや、この和桜国の大晶ロマンを嗅ぎ終えて。
僕が言うべき感想はひとつしかない。

最っ高だった!!!!!!!

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