概要
荒廃した高速道路でくり広げられるハードボイルド・カーアクション!
荒れ果てた高速道路(ハイウェイ)、横行する高速賊(ハイエナ)、闇に浮かぶ高速妓楼(オアシス)……
一般道とは隔絶された北の無法地帯・道央道(ドウオウ)に、一人の男が足を踏み入れた。
男の名は狭上竜。
とある失踪中の女――本人いわく「知り合いの婚約者」――を探すため、彼は新興勢力のハイエナ〝赤烏〟への接触をはかる。
その首領は、髪を真っ赤に染めた、まだ若い娘だというが……。
※舞台となっている「ドウオウ」は架空の高速道路です。現実の道央自動車道は安全ですのでNEXCOさんに通報しないでください。
一般道とは隔絶された北の無法地帯・道央道(ドウオウ)に、一人の男が足を踏み入れた。
男の名は狭上竜。
とある失踪中の女――本人いわく「知り合いの婚約者」――を探すため、彼は新興勢力のハイエナ〝赤烏〟への接触をはかる。
その首領は、髪を真っ赤に染めた、まだ若い娘だというが……。
※舞台となっている「ドウオウ」は架空の高速道路です。現実の道央自動車道は安全ですのでNEXCOさんに通報しないでください。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ヒャッハー化した高速道路が舞台のハードボイルド冒険小説
ここで言う冒険小説は『十五少年漂流記』のアレではなく、大沢在昌や北方謙三方面です。
舞台は北海道、無料化から永い年月を経て無法地帯と化したドウオウ(道央自動車道じゃないよ)は、「赤烏」や「熊」と呼ばれる武装集団がわずかに通行するトラックを襲う事件が頻発、ハイウェイオアシスは娼館になってお馴染みの高速道路とはまったく別のシロモノになっています。
本作はこの高速道路に消えた少女を探す男の物語です。
舞台設定が斬新ではじめは面食らいましたが、放置されて寂れたサービスエリアやハイウェイオアシスを執拗に描く描写、一般社会との関係まで目配りの利いた設定や重量感のある人物と相まって、読み進むうちに…続きを読む