短歌に乗せた悲喜こもごも その発想がすばらしい!

作者・叶さんの執筆にかける思いがあふれ出し、短歌となって流れていく……
という美しい作品ですが、やはりそれだけにはとどまりません。
小説執筆に悩み、苦しみ、反省し、ちょっとだけ喜んで。なんていう書いている人なら共感必死の短歌の数々。そういう気持ちが実に楽しくつづられていきます。
もうあっという間に読めてしまうのが残念ですが、どこまでも楽しい作品です。

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