先生!ダンジョン取材の原稿料で寿司でも食べましょう!

本作の主人公、飯田先生はいかにもインドア派な文筆家である。
彼が何故ダンジョンに潜るのか?
そこにダンジョンがあるから……なのだが、それはあくまで編集による外圧であり、本人の乗り気はのらりゆらりと揺らめく柳のよう。
そんな初心者探索者の手記は臨場感と生々しさ、そして迷宮を知らぬ初々しさに満ちている。
彼はどこまで潜るのか。
今後の冒険にも注目である

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