惰弱を厭う夫と変わり茶漬けを発明し続ける妻。どんな事件があっても変わらない大切な日々。堪能しました。
立ち寄っていただき、ありがとうございます。 主人公がヘタレ、主人公がネクラ、舞台は基本現代で魔法うんぬんは思いつかないのでただただ現実世界設定な恋愛話を書く…
お題ありきの短編とは思えないくらい素敵なお話でした。☆が3つしかつけられないのが悔しいくらいです。感情を抑えたやりとりから浮かび上がる二人の関係が、繊細で、丁寧で、間合いがおもしろくて、後半は…続きを読む
大正と言う時代にあって古い気質の文筆家と柔軟な思考を持つイタリア出身の奥さんの夕食風景を軸に、愉快で心温まる夫婦関係を描いている。時代設定もあり文体は当時を思わせる(個人的には菊池寛あたりの語り…続きを読む
何だかんだ文句を言いつつ、お茶漬けが美味しい。とても素敵な夫婦だなと感じました。大正時代という歴史背景がきちんと描写されていて現実味が増します。お茶漬けのバリエーション……!
大正時代、日本史の転換点ともいえる天災を扱いながら、あくまでも焦点は夫婦のやりとり。国際結婚ならではのガタガタに、大正時代の言い回しが美しい。小さな家庭の話でありながら歴史もしっかり入っている。…続きを読む
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