概要
「この女性物の水着――着てみようかなぁ?」 僕は夏の生徒会室で呟いた。
夏期休暇中のプール開放日。生徒会長の僕は副会長の水沢くんとクーラーの効いた生徒会室で待機中。そこに届けられた女性物と男性物の水着。誰かの忘れ物。
僕は無性にその『女性物の水着』を身に着けたくなってしまった。でも、それを水沢くんに止められて――
「お年頃」の悩みと、変態的人生観がぶつかり合う、高校生二人の清々しいアオハル短編!
僕は「僕」であることを超えられるのか!?
☆自主企画「第十回本物川小説大賞」参加作品
☆念のために「性描写有り」としていますが、直接的表現はありません
<水沢くんシリーズ>
第一弾:君のパンツを食べたい
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887470895
第三弾:AI研究者がおっぱいを揉まれる話。
https://kak
僕は無性にその『女性物の水着』を身に着けたくなってしまった。でも、それを水沢くんに止められて――
「お年頃」の悩みと、変態的人生観がぶつかり合う、高校生二人の清々しいアオハル短編!
僕は「僕」であることを超えられるのか!?
☆自主企画「第十回本物川小説大賞」参加作品
☆念のために「性描写有り」としていますが、直接的表現はありません
<水沢くんシリーズ>
第一弾:君のパンツを食べたい
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887470895
第三弾:AI研究者がおっぱいを揉まれる話。
https://kak
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!夏は変態を開放的にしてくれる、素敵で危険な季節。
変態哲学者の水沢くんが、夏になってその本領を発揮してくれます。
水沢くんと水着という組み合わせが、もう時限爆弾級にデンジャラスです。
そこに生徒会室と夏休みというシチュエーションが組み合わさればもう、フィールド補正効果で変態シンクロ率400パーセントを軽く突破してしまいます。
しかも冒頭から、「女性物の水着着てみようかな?」と豪語する生徒会長まで登場する始末。
みずさわは へんたいのなかまをよんだ!
どくしゃは へんたいにまわりをかこまれた!
にげられない!
というわけで、もう掴みはばっちり。読者にブラウザバックを許しません。
しかしもう、このパンツ濡れ濡れ言葉攻め野郎の計略の深…続きを読む - ★★★ Excellent!!!またか。また多くの読者を混迷の中へと引きずり込む気か。
ふふ、いつもの水沢ではないか。冒頭、私はそう思った。
これは面白くなるぞと。
パンツを食す事を是とする男、水沢。その目の前には忘れ物として届けられた女性物の水着。
あぁ、また口に運ぶか、水沢。いいぞ、やれ! やってしまえ!
という私の期待は大幅に裏切られた。とても悪い意味で。
『着てみたい』
なんだと……?
水沢ともあろう超弩級変態が、「着てみたい」などという極めて陳腐な欲望を吐き出しただと?
水沢という存在に何故か心を囚われてしまっている私にとっては強烈な肩透かしであった。
あぁ、なるほど。
前作『君のパンツを食べたい』で水沢は二年生。今作では一年生。まだ水沢の…続きを読む