あるところに、レーシアさんというお転婆な貴族令嬢が居ました。
そのお嬢様は本当にお転婆で…子猫を助けるために、幼い体で危険な木登りすら敢行しちゃう真っ直ぐな一面があるのです!
でも、そんな時彼女は木から落ちて水の中へ落ちてしまいます。泳げない上に体の弱い彼女は、意識がどんどん薄れ、やがて……。
一方、とある女性は目が覚めると自室ではなく天蓋付きのベッドの上に居ました。
どうやら彼女は本来であれば水の底に沈んで無くなるはずのレーシアさんに転生していて!?
目覚めてから怒涛のように押し寄せる熟知したキャラや推しキャラ、病弱なレーシアさんにこの世のものとは思えないほどまずいおくちゅりを持ってくるお医者さん。
何とか生活していきたいけれど…そこは、選択肢一つでキャラが死にかねないものすごく過酷な世界だった!?
頑張って生き抜くために、幸せを守るために。
レーシアさん頑張ります!運命に打ち勝ってみせなければ!
「お転婆令嬢は破滅フラグを破壊してバグの嵐を巻き起こす」は、乙女ゲーム世界を舞台にした転生ファンタジーで、ユーモアと緊張感が絶妙に交錯する物語です✨🎮🌸。
主人公のフレーシアが、自身の破滅フラグを回避しつつ、バグだらけのゲーム世界で奮闘する姿は、とても痛快で魅力的です💪🎉。
特に、攻略キャラたちが予想外の行動を取ることで生じる混乱や、フレーシアの機転で事態を切り抜けていく展開がスリリングで引き込まれます💡✨。
ユーモアに満ちた語り口と、テンポ良く進むストーリーが読者を飽きさせない構成となっており、何度も読み返したくなる一作です!📚✨
気づけば、私は 激ムズ乙女ゲームの世界 に転生していた——。
しかも 悪役令嬢ポジション のお転婆娘!
放っておけば 破滅エンド まっしぐら……って、待て待て!
フラグ回避のために動こうとするものの——
攻略キャラたちの設定が、何かおかしい!?
■ 冷酷な王子がなぜか過保護化!?
■ 腹黒策士がやたら協力的!?
■ ヤンデレ枠が別方向にバグってる!?
これ、私の知ってる乙女ゲームじゃないんだけど!?
世界のシナリオはすでに バグまみれ、
こうなったら 破滅フラグごとぶっ壊して自由に生きるしかない!!
バグを乗りこなし、
最強お転婆令嬢が運命を書き換える痛快転生ファンタジー、開幕!!
ゲーム開始前に死ぬはずだったモブに転生した主人公。
ある日、池に落ちて生死の境をさまよったことで、腐女子OLだった前世を思い出します。
そして同時に、自分の今いる場所が、キャラたちがどんどん死亡する過酷な乙女ゲームの世界だったことも――
主人公は自分や推しキャラ、転生後の世界での家族が生き残り、幸せになれるよう行動を開始します!
死亡フラグだらけの乙女ゲームについては主人公の回想で語られるだけなので、
実際、読んでいる世界は基本的にほのぼのしています。
そして殺伐とした元のゲーム世界も、語り口が楽しいので笑えます。
病弱な幼児という立場で、主人公はどうやって次なる死亡フラグを回避していくのか?
目的がはっきりしているので、ドキドキハラハラしながら読み進められます!
また時々出てくる作者様自らが筆をとってお描きになった物語の小物(静物画)もイメージを広げてくれます!
激務に疲れた腐女子が乙女ゲームの世界に転生するなんて、設定だけで心を掴まれますが、この物語の真骨頂は細やかなキャラ描写と緊張感あふれる展開にあります。特に、6歳の貴族令嬢レーシアとして目覚めた主人公が、自分の推しキャラである従者カルティと対面するシーンは圧巻!前世の知識が蘇る中、彼を守りたいという決意が描かれる場面には胸が熱くなりました。ゲームの運命を知る彼女が、破滅フラグを回避しようと奮闘する姿は痛快そのもの。一方で、過酷な運命を背負ったキャラたちがどのように描かれるのか、物語の先が気になって止まりません。乙女ゲーム愛好家もそうでない人も、思わず「推し活」したくなる、この心温まる異世界転生ファンタジー、ぜひご一読を!