応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 羽色の違う弟子たちを引き連れる師匠の姿が連想されて、とても面白い句だと思いました。
    連帯感や温かみも感じられますね。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    私などは、連帯感や温かみ以上に各々の野心や気概を思います。

  • やましんも、ドンキしたいのですが、財力と、魅力が足りません。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    ドンキするとはどういうことかと思いました。

  • 月が出ていると夜の闇は漆黒ではないというのが「やや濃紺」という言葉から伝わってきます。夜の静寂と月の光の対比が、宵の空の美しさをいっそう際立たせますね。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    ミッドナイトブルーを日本語で何というか調べたら濃紺と出てきました。

  • 大変趣があって、楽しい感じです。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    同じ親から生まれたひなであってもそれぞれ個性があるのだろうと思いました。人間の師弟関係がそうであるように。

  • 花筏うかぶや月の舟もなしへの応援コメント

    とっても素敵だと思います。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    清少納言は、春は曙と言っているようですが。

  • 降る雪に重なる俤。その情景が目に浮かぶようです。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    実際にそういう経験をしたわけではありませんが、共感していただけたようで何よりです。


  • 編集済

    以前、コメントをいただきました。
    ありがとうございます。

    一気に読ませていただきました。
    初見で原体験や心象風景と重なるものに応援させていただきました。

    因みに“つばくらめ”は私の以前のペンネームでした。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。そして応援有難うございます。

    原体験や心象風景は良いものですね。そんなものを感じさせる句を詠んでゆきたいものです。

    つばくらめからハシビロコウになったと聞き、燕雀焉んぞ鴻鵠の志を知らんやとのことわざを思いました。

  • 名月や少女にまさる美少年への応援コメント

    切れ長の涼やかな目をした阿修羅像を思い浮かべました。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    名月と阿修羅像とが静と動とを象徴しているように思いました。

  • 情景が見えるようです。
    美しい。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    幼いときに桜の花をはっぱと思い込んでいたことを思い出します。

  • 素敵な句ですね。
    まさに雪が降るように、「ちらほら」と音なく浮かんでくるひとびとの顔…。思い浮かべる本人の優しさ(あるいは切なさ)のようなものも感じました。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    切なさはさもありなんと思いますが、優しさとは意外な感想です。掌にはかなく消えてしまう雪から、もはや戻ってこないものを垣間見たのでしょうね。

  • 外は雪、内は暖房、汗をかく窓に鼻をつけて眺める、雪の空。
    雪の間に間に現れるのは、思い出の中の人、今会いたい人……
    幻想的ですね。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    幻想的とのお言葉うれしいです。おっしゃるように今会いたい人(か場合によってはペットなど)が出てくるのだろうと思います。
    松尾芭蕉は俤と月を取り合わせた句を残しているようですから、次は俤と花を配合した句を詠みたいなと思ったりします。

  • これは、素晴らしいです。やましんは少しシュールに感じます。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    シュールとは少し以外な感想です。

  • “紅葉ちるや”から連想される静けさがいいと思いました。葉の音ひとつもしないような。
    なんとなく、暖かな秋の日なかを想像します。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    私は俳句を作っているためか「しずかさ」に関心があって、それを表現したいとも思っているので嬉しいお言葉です。
    私としても夜というよりは昼と考えたいです。

  • 人の世は長からずやは朧月への応援コメント

    素敵な考え方だなぁ

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    この文章を公開してから一年以上になりますが、目を覆いたくなるような文章です。それはさておき、自分の最期を思い描くのもまた一興と思います。

  • たいへん面白いです。お医者さまには、しょっちゅうゆくので、観察してみましょう。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    食料事情の改善したらしい現代ではじゅうぶんに青くならないかもしれませんね。

  • 霜の声睡れぬ夜の夜伽かなへの応援コメント

    『霜ゞの重いを閉ざす大鐘の音』・・・なんだか、霜の季節の初めから、びっくしするようなお話しが多い世間です。でも、自分は、ぼそぼそとでも、暮らしをたてなくっちゃと思います。
         

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    最近あった話というと日産のカルロス・ゴーン会長の逮捕の件でしょう

  • 月や知るAB型の裏のなさへの応援コメント

    血液型だけでは図れないものがありますよね。
    我が家の主人はB型ですが、几帳面なこだわり派な面が強いマイペース人間です。
    A型の私はおおらかで悪く言えば、大雑把な面もあり頑固なので、初対面の方にはO型かB型と言われます。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    少し前まで血液型によって性格が多かれ少なかれ決まるかと思っていましたが、性別や長子・中間子・末子・ひとりっこの別などと比べると問題にならないくらい影響が少ないだろうと思うようになりました。
    ただ、私のまわりに私と同じAB型の人がすこし多いらしいことは気になるところです。

  • ピルルルル、と軽やかに澄むカワラヒワの声は愛らしくて好きです。
    種が大好きで、まだ花盛りのヒマワリの縁に掴まって、花芯を覗き込むんですよ。菜種はもっと好物のようです。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    カワラヒワがひまわりの中をのぞきこむ様子は見てみたいです。
    ひまわりの種や菜種が好きなら、脂身でおびき寄せることもできるのかなと思いました。

  • 地には花天には星の秋来るへの応援コメント

    コスモス畑と満天の星空の写真を見たことがあります。
    それを思い出しました。
    美しいですね。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    満天の星空の下に広がるコスモス畑の真っ只中にいたら自分が世界の中心になった気がしそうだと思いました。
    ときに、いまだ「満天」なる語を知らない時分の私は「満点の星空」とでも聞きなしていたのかなと思いました。

  • まったく同感…の句です。
    「唐猫」という言葉があるのを、はじめて知りました。
    「梅」と合わさることで、和洋(または中)折衷の雰囲気が出ますね。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    最近知人に、猫を飼うと夜中に起こされるから飼わないほうが良いよとアドバイスされました。
    私が「唐猫」の語を知ったのはここ一年ほどのことです。
    おっしゃるとおり、和洋折衷を試みています。そういえば、「桐の花新渡《しんと》の鸚鵡不言《ものいはず》」(其角)なる句があったことを思い出しました。

  • 返歌 死ぬる日も穏やかに晴れ桜舞え

    作者からの返信

    コメント有難うございます。死を覚悟した武士が詠みそうだと思いました。

  • 呼合ふや霜々の聲星の聲への応援コメント

    霜と星の感応。素晴らしいです。
    私もユーミンの愛聴者なので、着想元にも膝を打ちました。『星空の誘惑』他、星を歌った作品も多いですよね。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    私はどちらかというと荒井由実時代の作品が好きだったためか、「COBALT HOUR」くらいしか星を歌ったものを思い出せません。

    編集済
  • 『走り抜く自転車憎し紅葉散る』・・・・スマホは見ないで走ってほしいなあ❗という感じです。おじさんもぶつかりそうです。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。それは危なっかしいですね。

  • 吹く風は西か東か小六月への応援コメント

    秋はひたすら、うっとうしいのです。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    ご心労お察しいたします。

  • けふの日の暑さ偲ばん秋灯への応援コメント

    ひとは、なぜだか、暗がりのなかの明かりに、あわい希望を抱くのですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。意外と人の故郷がよその星だからたったりして。

  • 曼珠沙華は、ひっそりと一本ではなく、連れだって咲いているのをよく見かけます。寂しげな場所に、せめていくつもの灯りを灯そうとしているかのように。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。私の住んでいるところでは曼珠沙華がおおかた枯れ尽くし、代わってショウキズイセンが咲いています。黄色いところ以外は曼珠沙華にそっくりだと思います。

    私は曼珠沙華がかたまって複数咲いているのをみると、その下に何かが埋まっているのではないかと思ってしまいます。

  • 『寝床に臥す枯木に注げミネラル水』

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。それでまたはっぱがつくならじょうろでたっぷりの水を注ぎたく思いました。

  •  むささび、ももんが、やまねなど、日本の野山にいる小さな動物って、愛らしいですよね。山里の秋の月夜が思い浮かびました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。その3種は野生で見たことがありません。りすやいたちのようなものなら見たことがあります。りすは驚くほどすばしっこかったように記憶します。

  • 蛸焼に寒さを凌ぐ涙哉への応援コメント

    食べ物と「涙」の語は、こうして謳われてみるとすごく絵になるのだなと思いました。取り入れて満たすものと、出ていって何かが欠けたような気持ちになるもの、だからでしょうか。
    参考句も実に味わいのある、読んで美味しいものばかりで面白いです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。食べ物の句はよくコメントが集まるようです。食事が涙で塩辛くなる趣向を昨今よく目や耳にしますが、それは涙で袖をぬらすことの現代版なのかなと考えました。

    参考句にも目を通していただき、書き手冥利に尽きます。

  • 月に届くお香の煙というと、かぐや姫を思い出しますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。月に帰ったかぐや姫が富士山の煙ともどもながめていることでしょうか。

  • 俳句には疎いですが、現代的な?意味が見てすぐに分かる句だったのでそれに釣られて(笑)一気に読ませていただきました。
    思わず調べましたが、なんだかキウイみたいな鳥ですね。俳句とは話が脱線してしまいますが、最近趣味にキャンプが増えそうなので、そのなかで「バードウォッチングなんかもありだなぁ」と思いながら読ませていただきました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    ミソサザイはキクイタダキとともに日本で最も小さい鳥だったかと思います。
    キャンプ先でめずらしい鳥を見られたらうれしいでしょうね。

  • 虹を夢の世界への橋と見立てる表現もいくつかあった様に記憶します。しかし、古式ゆかしい情感の煙る句から、このようなある種少年漫画的な闊達な句まで本当に世界が自在で羨ましいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。自分の表現したいものがあったときに、2、3の要素を抽出してそれらをうまく配列することでいろいろなことが表現できるか、などと考えます。

  • 「もみづ」という言葉を初めて知りました。何と美しい言葉でしょう。饂飩の白との対比も目に鮮やか。
    御作を読み進めるにつれ、日本語の色々な側面に触れて、楽しみながらも大変勉強になります。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。「もみづ」は句を作る上では使い勝手が良いように思います。

  • ヒワは好きな鳥の一種です。鳴き声と、羽の黄色を愛らしく思います。
    「転がる」という語がそれらしく、あの声を思い出しました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。カワラヒワの声はなかなか良いものですね。あの小さな体やはかなげな声を思うと、弱い鳥と書く漢字がぴったりに思えます。

  • 色なき風、という季語はご存知ですか?
    私の好きな季語の一つです。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。
    その季語のことはつい最近知りました。
    たしか秋の風のことだったかと。

    編集済
  • ガガンボを昔、言い間違えてザザンボ(葬式)と言った同級生がいたのを思い出しました。

    脚がすぐもげるから、捕まえて逃がすのが難しいですよね。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。葬式をザザンボというのは方言なのですね。むしろガガンボが標準語なのが不思議なくらいです。

    私がガガンボを逃がしたのはまだ一度だけで、そのときは幸いにも首尾よく事が運びました。

  • 先生と呼ぶ声消えて青嵐への応援コメント

    漱石もよいですが、青春学園ストーリーのイメージも思い浮かびますね。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。

    仰るとおりで、漱石にこだわることはないように思います。

    私がむかし読んだ万城目学の『鹿男あをによし』はちょうどそのような話だったかと記憶します。

  • 白壁の赤きに立つや雲の峰への応援コメント

    情景が見えてきます。
    好きです。でも夏は苦手です。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。私も夏は苦手に思っていますが、夕焼けの光景など感動的ですらあるように思います。総じて夏は自然の勢いに圧倒されます。

  • ハエトリグモをどこかの県では「フンチ」と呼んで、蜘蛛相撲をしていますよね。テレビで見たことがあります。私もハエトリグモは好きです。基本的に蜘蛛は殺さずに外へ逃がしていますが、軒下に女郎蜘蛛が大きな巣をかけていると、邪魔な場合などはやむ無く巣を撤去したりしています。

    昆虫も爬虫類もなんでも平気なので、よく眺めていますよ。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。フンチは良い名前ですね。ハエトリグモの相撲、私は初耳です。ほんとに人間はいろいろなことを考え出すものだと感心します。

    トカゲなどかわいいものですが、昆虫はものによります。例の衛生害虫にしてもアシダカグモにしても小さいうちは特に気にならないのに、一定以上の大きさになるともうダメです。

  •  辻という現実と異界の交わる場所に現れる予言者は、果たして、人なのか、狐狸の類が化けたものなのか、あやかしなのか……物語が生まれそうなシチュエーションですね。

    作者からの返信

    コメント有難うございます。物語性のある句を作りたいと思っている私にはうれしいお言葉です。

  •  夏の花ときくと、タチアオイの華やかな赤がぱっと思い浮かびますが、「廃れたバス停」に飾られているとなると、山里であれば、ホタルブクロ、マツムシソウなどでしょうか。
     舗装されぬままの砂埃の舞うバス道、朝と晩に一本ずつの錆びた時刻表はもう何年も前のママ、丈の高い月見草の花に羽を休めるシジミチョウ……風景が広がっていきます。

    作者からの返信

    美木間様

    コメント有難うございます。バスが朝晩に一本ずつと聞いて少しトトロのようだと思いました。この国のどこかに仰るような風景があるのでしょうね。

  •  長い手足を持て余しているような「がゞんぼ」の見せるどことなく不器用さと、優雅な手付きとの対照が、夏の一コマとなって思い浮かびます。

    作者からの返信

    美木間様

    コメント有難うございます。長い脚が折れないよう慎重に手の中に閉じ込めて外に逃がしました。それでもうまくいったかどうか。

  • 万緑や銅像朽つる池の中への応援コメント

    万緑と、池の中央で朽ちてゆく銅像の対比が、眩しいような切ないような気持ちになりました。

    中村草田男さんの例の一句、思い浮かばず調べてみたところ、確か学生時代に習ったか、聞いたことがあるという再発見で、思いがけず嬉しく感じました。

    作者からの返信

    木子あきら様

    コメント有難うございます。人間の活動には目覚ましいものがあるものの、時間というものを前にしてはどうあっても太刀打ちできないように思います。

    私は件の句をたしか中学校で習いました。かなり有名な句と心得ますが、俳句に特別くわしくない人はやはり知らない(覚えていない)ものなのだなと思いました。

    編集済
  • 短夜や人魚かほだす水の上への応援コメント

     夏の海は、他の季節に比べて人出も多く、たとえ夜であってもどことなく人の気配がして、好奇心旺盛なタイプの人魚であれば、ひょっこリ顔を出すのかもしれませんね。

    作者からの返信

    美木間様

    コメント有難うございます。好奇心の強い人魚がいればきっと人間の世界に興味を持つことだろうと思います。

  • 鵯や花を団子と為す心への応援コメント

    花より団子、から花を団子に…の発想の遊ばせ方が粋で、凡庸な表現ですが勘亭流の文字の浮かぶようなまさしく「滑稽趣味」で好きです。

    作者からの返信

    安良巻祐介様

    コメント有難うございます。滑稽は俳句の原点と心得るのでやはり大切にしたいと思います。

  • 日常的でありながら、くすっと笑える句でした。
    同居の蜘蛛までを含めて「わが家は知らず何世帯」と詠んでいらっしゃるところに面白みを感じます。

    個人的なことですが、わたしもハエトリグモを見かけるとすこし楽しい気もちになり、駆除せずにおいています。
    あの動きが可愛らしいような気がします。

    作者からの返信

    木子あきら様

    コメント有難うございます。ハエトリグモは世話の必要のないペットのように思っています。どこか猫に似ている気がします。

    蜘蛛は出産シーンがグロテスクと聞きますが、幸いまだ立ち会ったことがありません。

  • 白壁の赤きに立つや雲の峰への応援コメント

    色具合が楽しいです。

    作者からの返信

    やましん(テンパー)様

    コメント有難うございます。そういえば夏を朱夏ともいうのでした。

  • さみだれや盥をこぼす大男への応援コメント

     昔話のダイダラボッチが、のっそり、うっかり、盥を蹴ってしまって頭をかいている様子が思い浮かびます。ユーモラスですね!

    作者からの返信

    美木間様

    コメント有難うございます。自分の作品がユーモラスと言われる日が来るとは思いませんでした。

  • 青嵐美人の睫かすめけりへの応援コメント

    艶っぽいですね。
    青嵐が吹き抜ける一瞬が見えるようです。

    作者からの返信

    涼月様

    コメントありがとうございます。青嵐ということばを生み出した人は偉大だと思います。

  • 目眩く夏は穂麦の朱きよりへの応援コメント

    春を木、夏を火、秋を金、冬を水とすると、土は『土用』といって、季節の境の十五日間に充てるそうです。

    強いて言うなら黄はそこに配するのでしょうが、昔の人が何でもかんでもやれ五行説だ十二支だと関連付けて考えたせいで、数が合わないものはこじつけみたいになってる感はありますよね。

    作者からの返信

    lager様

    コメントありがとうございます。
    土用の件、勉強になりました。
    こじつけになっているというのも、あまり事例を知らないながら恐らくそのとおりなのだろうと想像します。

  • 行人を一日の友の花見かなへの応援コメント

    勧酒の詩を思い出しますね。

    作者からの返信

    lager様

    コメントありがとうございます。
    恥ずかしながら、勧酒の詩なるものを知りませんでした。
    確かに似たところがあるように思いました。

  • 初めまして。
    素敵な俳句、うらやましいです。

    丘の園にほひ混じるやほととぎす

    ではどうでしょう?

    作者からの返信

    lager様

    はじめまして。
    コメントありがとうございます。

    にほひ混じるということの真意が私にはわからず、なんとも言いかねます。

  • 「ぎんなん」の音から、こんな愉快な空想を。俳句は詳しくありませんが、他に類のないほど短い言葉の綴りだからこそ、ミニアチュールに似た精彩を備え、その中で奇想の遊ぶ世界と成り得るのかなと思います。

    作者からの返信

    安良巻祐介様

    コメントありがとうございます。俳句の短さがそれにどんな特徴を与えるかというのは興味深いはなしです。

  • 退屈な男笑ふや青嵐への応援コメント

    私の評価は、世間一般のものには繋がらないかもしれない。
    しかし、私は、この句はとても良いと思います。

    作者からの返信

    青切様

    コメント有難うございます。この句、現在の自己評価は高くなく、寝耳に水といった心境です。
    レビューコメントも書いてくださり、誠に有難うございました。

  • 御作に付随された句の解説も、御作の一部として毎回楽しく読ませて頂いています。言の葉の解剖学のようで大変興味深いです。

    作者からの返信

    安良巻祐介様

    コメントありがとうございます。この句に関して言うなら、もとになった文とすこぶる似ているため、試みにその相違を思いつくままに取り上げました。
    自作がどのように享受されているかということの勉強になりました。心に留めたいと思います。

  • 終るべき命なりしを春の夢への応援コメント

    深いですね。
    私も春の夢を見ているのかもしれません。

    作者からの返信

    涼月様

    コメントありがとうございます。明晰夢を見ると夢を思い通りに操れると聞きますが、そのようにありたいものだと思います。

  • ほっと緩む心の動きがうまく表されている句ですね。

    作者からの返信

    涼月様

    コメントありがとうございます。春になると人の心も野の花のようにほころぶのだろうと思って作りました。

  • “紅涙”、はじめて聞きました。色がありながら、透く感じも受ける言葉だと思いました。
    補説に書かれているように、風に揺れる若葉との対比が鮮やかに浮かびます。

    作者からの返信

    木子あきら様

    コメントありがとうございます。同じく、“紅涙”の語からは半透明の印象を受けます。もとは血のなみだをいう語だったようです。
    この句も含めて補説で書いたことは往々にして後付けですが、無意識のうちにそのような計算がはたらいていたようです。

    編集済
  • 逝夏や身に負ふ傷を爪の痕への応援コメント

    ありがとうございました。気が楽になりました。やましん。

    作者からの返信

    やましん(テンパー)様

    どういたしまして。

  • 呼合ふや霜々の聲星の聲への応援コメント

    冷え込んで静寂に包まれた夜を思い描けます。この空気感、好きです。

    作者からの返信

    涼月様

    コメントありがとうございます。涼月様は冬場の生まれなのではないかと思いました。というのも、人は自分の生まれた季節をよく思う傾向があるかと想像するので。

    編集済
  •  春雨が続いた後の街路樹のみずみずしさと硬質な信号との取り合わせの情景が、初夏の訪れを感じさせますね。

    作者からの返信

    美木間様

    コメントありがとうございます。若葉と信号の取り合わせに一抹の不安がありましたが、評価していただけてうれしいです。

  • 蛸焼に寒さを凌ぐ涙哉への応援コメント

    たこ焼を頬張って、口内火傷の憂き目にあったことを思い出しました。痛かったんです…

    作者からの返信

    涼月様

    コメントありがとうございます。あれは火傷しますよね。まったく曲者だと思います。なぜあれほど熱い状態で出すのか不思議に思っていましたが、科学的な見地からいってもあの熱さで食べるのが良いのだと最近耳にしてそんなものかとうなってしまいました。

  • 朧夜や画を盗まるる美術館への応援コメント

    この一句に物語が凝縮されていると思います。胡乱な夜に霞む月、その下に眠る美術館の暗い一角、そこから持ち去られた絵には何が描かれていたのか。絵を持ち去った影はどんな顔をしていて、どこに消えたのか。額の取り去られた空間は何も語りませんが、その空白にこそ、想像力を無限に刺激する何かが潜んでいるように感じました。御作の中で今のところこの句が一番好きです。

    作者からの返信

    安良巻祐介様

    コメントありがとうございます。どの程度評価しているかまで明確にしていただき詠み手冥利に尽きます。いったい誰が何の絵をどんな目的でどこに持ち去ったのか、すべては闇の中ならぬ朧の中です。

  • 七味唐辛子が白い饂飩にパッと散った情景を、紅葉と見立てる感性に唸りました。
    素敵です

    作者からの返信

    涼月様

    コメントありがとうございます。私は七味や他の薬味がすこし苦手でしたが、見た目もきれいになるようによく考えられているのだなと思います。

  • 音もなく若葉から月の雫がしたゝる静かな夜景が思い浮かぶ美しい句ですね。

    若葉はGW前、青葉はGW後といったイメージがあります。
    GWをはさんで、新入生、新入社員も、若葉から青葉に変わる感じがします。

    作者からの返信

    美木間様

    コメントありがとうございます。
    若葉は初夏の季語であり、初夏は立夏(今年は5月5日の由)からの1ヶ月なので、我々の経験則に現実が1ヶ月ほど先んじているようですが、それだけ現在の気候がむかしにくらべて温暖なのだろうなと思います。

    私もむかしはGWをはさんで若葉から青葉になっていたのかなと思いました。

  • 注釈なければ…とありますが、舞い降りる姿なき「何か」のイメージのみでもむしろ十分な雰囲気を感じさせる、見事な無音の唱だと感じました。
    また、句に詳しくないため上手く言えませんけれども、「さびしかろ」の語の音と触感がそのいのちとなっているように思います。

    作者からの返信

    安良巻祐介様

    コメントありがとうございます。ご感想参考になります。無音の唱との評ありがたいです。
    おっしゃる通り「さびしかろ」の語で差別化を図ったつもりです。

  • いつもなのですが、本当に無尽蔵に、ことばや、句についての知識をお持ちなので、ただただ感動するばかりです。そこから、また新しいものを生み出すと言うことが、さらに素晴らしいのですね。よい勉強を、させていただいております。感謝いたします。

    作者からの返信

    やましん(テンパー)様

    コメントありがとうございます。執筆にあたっては毎回必ずといっていいほどいくつかのサイトなどを参照しており、その時に知識を得ています。このエピソードについていうなら、季語の所出、「若葉」と「青葉」の関係、参考句の9割ほどは執筆時に知ったものです。新しさについても、二番煎じ三番煎じになっている可能性は大いにあります。

    こちらこそ、たびたびコメントをいただき励みになっています。気のきいたことは言えず返信に時間のかかることもあるかと思いますが、それでもよろしければ随時コメントを残していただければとおもいます。

  • 目眩く夏は穂麦の朱きよりへの応援コメント

    たしかに、俳諧にはうとい私ですが、季語はひとつ! と、どこかで言われ(多分学校の先生)掟破りは、御法度でした。ただ、和声学でも、並行五度や八度は禁止、といわれながらも、あえてその効果を狙ってやっちゃう作曲家はいえるんだと思います。効果が確かなら、禁則はテクニックのうちでしょう。

    作者からの返信

    やましん(テンパー)様

    コメントありがとうございます。人の言うことを鵜呑みにしているようではやはりたいしたことはできないだろうと思います。

  • 花茨苦しき道も敢へて行くへの応援コメント

    茨の道などと言いますが、その辛く苦しく痛みを伴う道の美しい一面が「花」の字に表れているような気もしました。

    作者からの返信

    安良巻祐介様

    コメントありがとうございます。
    茨の刺のことばかりが頭にあって、そのようなことはあまり考えませんでした。

  • 躑躅して咲埋めけり川の空への応援コメント

     ずいぶん昔、四国の少し内陸に入った小さな町で、広い川幅いっぱいに大量のこいのぼりが宙に舞っていた光景に出会ったことがありまたした。緑一面の中を、色とりどりのこいが泳いでいたのです。それはまあ、すごいと言うよりも、ちょっとこの世ではないみたいでしたけれども。今もそうかどうかは、わかりません。そんなことを思い出しました。

    作者からの返信

    やましん(テンパー)様

    コメントありがとうございます。

    私は四国に行ったことがないため、うらやましいです。
    どうでも良いことですが、私は人生にいよいよ行き詰まったら何もかも放り出して四国の霊場を巡ろうかとも思っています。

    四国ではありませんが川幅いっぱいにこいのぼりが泳いでいるのは実際に見たことがあります。
    もし現実にあれほど大量の鯉がその川を上っていったとしたら恐ろしい光景になりそうだと思います。

    編集済
  • 青丹さんの作品はもちろん、丁寧な語釈などで、いつも勉強させていただいています。
    「春の雨」と「春雨」との違い、初めて知りました。
    限られた文字数のなかで、繊細な言葉の使い分けが活きてくるのが俳句なのだと、改めて感じました。

    作者からの返信

    木子あきら様

    コメントありがとうございます。実のところ私の作品を読む人は特にどの部分に関心を持つのだろうかと思っており、参考になりました。
    「春の雨」と「春雨」とを使い分けるようなことをきっと文化というのだろうと思います。

  • 腥きもの埋もれけり雪の中への応援コメント

    腥き塵芥さえも雪に包まれて浄化され、句の世界にふさわしい静かで風雅なイメージを帯びる、その過程が美しいと思いました。

    作者からの返信

    安良巻祐介様

    コメントありがとうございます。あらゆるものを包み込んで浄化せずにはおかない雪を生命の敵かとも思う今日この頃です。
    そういえば、風流は寒いものだとどこぞで聞いたようにも思います。

    編集済
  • 逝夏や身に負ふ傷を爪の痕への応援コメント

    私には、まさに夏が爪痕を残しているので共感して、蚊のくだりに笑いました。
    笑えた自分に時の流れを感じました。
    この俳句、素敵です。

    作者からの返信

    涼月様

    コメントありがとうございます。
    ご自身の身の上をふりかえる一助となったようで、詠み手冥利に尽きます。

    私は先日早くも蚊に喰われました。
    虫の少ない冬が恋しいです。

    編集済
  • この俳句好きです。

    作者からの返信

    涼月様

    コメントありがとうございます。ほとんど何も考えずに作った句ですが、何かしら思っていただけたようでうれしいです。


  • 編集済

    朝の落蝉夕の風に動きけりへの応援コメント

     腹を上に向け、あたかも無害な屍骸を装い、傍らを通過しようとする私をいつも驚かす、蝉にはそんなイメージしかありません……。しかもまだ風に吹かれて動こうとするとは。成虫になってからわずか7日しか命が無いために、生への執着心が強いのでしょうか?
     はたから見れば、私は何とも自分勝手な人ですね。

     「対句」という言葉を見つけて驚きました。ほぼ漢詩でしか用例を見たことが無かったものですから、たった17(20)語で対句が作れるのかと。もう一度句を見返してみると、確かに対句で小さく感嘆していました。
     二つ目の参考句は、上五が7語でしょうか。素人は少しつっかえますが、何とか読めましたし、良い句だなと感じたのですが、一句目が……、どこで区切ればよいのやら。俳句の世界は広いものです。

    作者からの返信

    草月玲様

    コメントありがとうございます。私は地べたに落ちた蝉を樹に戻すのが好きです(たいていすぐにまた落ちますが)。大人しいと可愛いものです。

    表題の句ですが、今にして思えば対句と称するには少々お粗末だったかもしれません。
    参考句は

    月光西に渡れば/花影東に/歩むかな (13/7/5)

    夜桃林を出(いで)て/暁嵯峨の/桜人 (10/7/5)

    というふうに、私は読みたいです。
    たとえば同じ蕪村の

    春風や堤長うして家遠し

    という句の中七と下五は対句のようになっていますし、「日暮れて道遠し」「旅は道連れ世は情け」などのことわざの類も一種の対句かと思います。探せば意外とあるのではないかと想像します。
    大幅に字余りしたり対句を持ち出したりするのはその人一流のやりかたではないかとも思います。

  • 逝く春を笑う霊の幽玄な雰囲気と、テレビゲームの身近なイメージの繋がりが意外で面白く感じました。

    作者からの返信

    安良巻祐介様

    コメントありがとうございます。私の精神のありようは往時のテレビゲームや携帯型ゲームの影響なくして考えられないように思います。

  • 初めまして。

    枝垂桜は本当に美しいと思います。
    たしかに雪が降り積もる様というのは納得出来ます。

    作者からの返信

    はくのすけ様

    はじめまして。

    私も枝垂桜はとてもきれいだと思います。それにまた、昔住んでいた場所が懐かしく思い返されます。

    コメントありがとうございました。

  • 朧月或緑の龍ひそむへの応援コメント

    字を腑分けして風雅な発想を遊ばせる洒脱さに脱帽。
    文字の中に龍、月の中に龍、身籠りのイメージも素晴らしいです。

    作者からの返信

    安良巻祐介様

    コメントありがとうございます。洒脱であることは私の理想とするところであって、そういうふうに言ってくださる方のいることは嬉しいものです。
    何心なく作った句ではありますが、幻想的な朧月と幻獣の龍と案外相性が良いのかなと思いました。

    編集済
  • 鵯に菓子の家溶けん花の雨への応援コメント

    青丹さんの言葉選びにはいつも、柔らかくありつつ、すっきりとした印象を受けています。
    この句からは特に、春の雨の温度を感じました。「菓子の家」も愛らしいです。

    作者からの返信

    木子あきら様

    コメントありがとうございます。自作への感想をいただく機会が限られているため参考になります。

    自分の言葉を選ぶ態度についてはかなり保守的(伝統重視、流行軽視)くらいの自覚しかありませんでした。私はスマートであることをことさらに美点と考えるところがあるため、すっきりとした印象を与えることもあるだろうかと思わなくもありません。一方、自分の言葉づかいが柔らかいと考えたことはなく少し意外の感があります。ともあれ、言葉選びには特にこだわっているつもりなのでお言葉痛み入ります。 

    一年の中で温かい雨が降るのは春だけのような気がしています。

    「菓子の家」について、ご存知かと想像しますがグリム童話で見られるモチーフです。西洋文化の受容のしかたにはまだまだ洗練の余地がありそうだという私なりの問題意識も、そこにはありそうです。

  • 出がけに傘を持たずに出たら、降ってきた雨。
    入学したばかりで遅刻したくないと、傘を取りにもどらず駆けて行く新入生。
    コートに、やさしい雨がぽつぽつしみて、紺色が濃くなっていく。

    春雨の新学期の光景が思い浮かびました。

    作者からの返信

    美木間様

    コメントありがとうございます。
    このごろ降っていた雨がなかなか本降りにならず、これなら傘をささなくても濡れ鼠にならないだろうと思って作りました。
    コートを身につけると守られている気分になります。

  • かっこいい……。私もゲームや漫画に感化された人間ですから、思わず引き寄せられました!
     
     場面は昼や夜など、限定されていないために双方の見解がありますが、私は夜桜が脳裏に写ります。

    作者からの返信

    草月玲様

    コメントありがとうございます。

    私も夜のほうを採ります。
    暗闇の中から刀の閃光の現れるほうが見栄えがすると思うので。

  •  「焼色」という言葉から、朝の食卓の光景が、においとともに立ち起ってきますね。
     あえて「におい」に関する言葉を使わずに、嗅覚を刺激する一句、目が覚めました。

    作者からの返信

    美木間様

    コメントありがとうございます。
    人間は食べ物の焼けたにおいにつよく反応する性質を持っているのかなと思いました。

  • 朧夜や画を盗まるる美術館への応援コメント

    与謝蕪村の句は西洋の詩的抒情を感じますね。勉強になります。

    作者からの返信

    帆場蔵人様

    コメントありがとうございます。私は西洋の詩を読むことがあまりなく、そんなものなのかなくらいに思います。
    参考になるところがあったようで幸いです。蕪村作品なくして俳句(俳諧)の趣は語れないと思っている人間なのでうれしく思います。

  • 青丹よしお様
    この度応援頂き有難うございました。
    古語を上手に使われていますね。
    語彙力を感じます。
    今後、仲良くしてして頂きたいと存じます。

    私はアメブロをフィールドに、
    短歌は三年、俳句を始めて一年が経ちました。

    そして今回、YouTubeとカクヨムデビューしました。
    もしよろしければ、

    YouTube検索ワード →『bakuチャンネル - YouTube』
    アメブロ検索ワード →『bakuのブログ』

    両方で『此岸椿』を公開しております。
    こちらにも、是非お立ち寄りください。
    では、失礼します。

    作者からの返信

    桑原縛逐様

    コメントありがとうございます。
    作品楽しく読ませていただきました。
    おたがいに創作活動に邁進できればと思います。
    どうぞよろしくお願いします。

  • 瞬間的に、これは、いいです! 鮮やかな色が、目に浮かぶようです。

    作者からの返信

    やましん(テンパー)様

    コメントありがとうございます。
    日本の食べ物の見た目のきれいさは時に目を見張るものがあるように思います。
    そういうものをうまく表現できたらと思います。

  • 蛸焼に寒さを凌ぐ涙哉への応援コメント

    このところ、糖尿病悪化のため、ちょっと厳しいダイエットをしています、本当に涙が出ます。食べ物のありがたさが浮かびます。

    作者からの返信

    やましん(テンパー)様

    コメントありがとうございます。何事であれ我慢を強いられるのは苦痛だろうと思います。病状の良くなることを祈っています。

  • 読み手が想像するのも俳句だと思う。

    作者からの返信

    梅桜松と丸だ!様

    コメントありがとうございます。私は俳句の良いところは短いところだと思っており、そのわずかな文字数で、きれいな花や鳥や絵のように鑑賞にたえるだけの完成された作品にできれば、との思いでいます。

  • ゲームのエピソードやエンディングは、鮮明に覚えているモノが有りますね。

    作者からの返信

    梅桜松と丸だ!様

    コメントありがとうございます。むかしはよくゲームをしたものですが、やはり多くの優秀なシナリオライターがその業界に身を置いていたのでしょうね。

  • 春めくや馥郁として帋の屑への応援コメント

    ひと雨ごとに春めいていく頃、湿気を含んだ紙に鼻を近づけると、甘い匂いがすることがあります。紙の成分のバニリンが、時を経るごとに匂いたってくるからです。雨水の頃は、紙の匂いを思います。

    作者からの返信

    美木間様

    コメントありがとうございます。バニリンはバニラに含まれる匂い物質かと存じますが紙に含まれるとは知りませんでした。雨の日に匂うというと、花のつぼみがふくらんでゆくようだとも思いました。
    雨水が二十四節気のひとつであることはなんとなく聞き知っていましたが、ちょうどいまごろなんですね。

  • 鋭い句です。いやというほどよくわかります。しかも、ここには、結構奥の深い意味が感じられます。

    作者からの返信

    やましん(テンパー)様

    コメントありがとうございます。まさかこれほど評価していただけるとは思わず望外の幸いに存じます。奥の深い意味とはどんなことだろうかと思いました。

  • 朧月或緑の龍ひそむへの応援コメント

     昔々、「朦朧」という熟語が画数が多いという理由だけで書き取り練習していましたが、龍を気にしてはいませんでした。
     見慣れたものの新たな発見という点では、ジャメビュになるのでしょうか。

    作者からの返信

    草月玲様

    コメントありがとうございます。ジャメビュは初耳ですかデジャビュの対義語と見受けました。字の成り立った経緯など私には見当もつきませんが好き勝手に空想させてもらっています。

  • 青狸辛くも化けて社会人への応援コメント

    とても面白いです。私は30年以上青タヌキしていました。

    作者からの返信

    やましん(テンパー)様

    コメントありがとうございます。つらつら考えるに、30年という時間はとてつもなく長いように思います。願わくは今後、やましん様により良い時間の訪れることを。

  • 呼合ふや霜々の聲星の聲への応援コメント

    素晴らしいです。さきほど、凍りながら望遠鏡で夜空を見上げました。オリオン座が輝き、大星雲がぼやっと浮かびます。冬の星は、とっても寒いけれども、やはり、生(なま)が一番すばらしいと思いました。

    作者からの返信

    やましん(テンパー)様

    コメントありがとうございます。寒さをおして天体観測をなさる行動力をすばらしく思いました。見習いたく思ったしだいです。

    冬の夜の星々を思うなら、夏の大三角形もかたなしかと思います。

  • 一春を寝過さばやな雲の下への応援コメント

     私は、かなりへそ曲がりなので、後ろの方から読ませていただいております。とても大きな世界で、とうてい小生の及ぶところではございませんが、すでに引退退職してしまいまして、毎日が春の夢のようです。貴句(そういう言い方があるのかどうか心配ですが)を、かなり小さくしてしまって、少しだけ実践している感じですが、財布の中身は減る一方です。『春の夢膨らむところは腹ばかり』。

    作者からの返信

    やましん(テンパー)様

    コメントありがとうございます。私の調べたところだと、相手を敬ってその句をいう場合には御句というようで、貴句の項目は辞書にありませでした。

    私には、後ろから読んでゆくのは必ずしも謂われのないことではないように思えます。実のところ、昔の作品をもっていまの私を評価されるような事態をすこし恐れますので。

    御句はわりと私の趣味にかなうようです。和語だけでできていて表現が平明簡易でハ行音で頭韻を踏んでいるようなところが。毎日が春の夢のようだと聞いて某劇場番のドラえもんを思い出して懐かしい気持ちになりました。

    コメントの内容に関係のないことで恐縮ですが、『うつうつ』と『うきうき』拝見しています。私にはクラシック音楽の素養がなく、そういうものをお持ちであることをうらやましく思います。

    レビューコメントもありがとうございました。

    編集済
  • 腥きもの埋もれけり雪の中への応援コメント

    私も冬に生まれたので夏よりも冬が好きです
    雪が降ってくるとずーっと舞いおちる雪の空を見ているのが大好きです

    作者からの返信

    ちび様

    コメントありがとうございます。雪の降ってくる空をずーっと見ている人というのはめずらしい気がします。どんな思いでそれを見られるのだろうかと思いました。

  • 街は昏れて足下寒き暗渠哉への応援コメント

    街中の流れに沿って歩いていて、唐突に流れが「暗渠」へと吸い込まれていくと、のぞき込んだら自分も吸い込まれそうな気持ちになります。
    そういう時に、すっと寒さを感じます。

    作者からの返信

    美木間様

    コメントありがとうございます。美木間様の実体験なのでしょうか。「すっと」という感じからして血の気が引いて悪寒を感じるのかなと思いました。

    コメント内容に関係のないことで恐縮ですが、レビューコメントを下さりありがとうございました。

  • この句はおそらく縦書き草書でひらがなにひらいて書くときれいな並びになる。
    ネット俳句の面倒臭さは、活字になったときの文字の選びと、流れのない活字で融通を利かせないとならないところではなかろうか。
    もちろん、楽しみ方は人それぞれだが。

    作者からの返信

    小稲荷一照様

    コメントありがとうございます。
    かつてはいざ知らず、今は縦書きで三行に分かち書きする前提で句の表記を決めています。
    表記の決定に関して最近はある程度機械的に決めており、面倒に思うことはあまりありません。
    活字も嫌いではありませんがやはり筆で書くのには敵わないと感じます。

  • 山の上に神あり海に鯨ありへの応援コメント

    鯨は、龍涎香という香料を生み出す存在であるというのも、神秘的な感じがします。

    作者からの返信

    美木間様

    コメントありがとうございます。鯨から香料が取れることを知りませんでした。いったいどんな匂いがするのだろうかと思います。

  • 鵯や花を団子と為す心への応援コメント

    これ好きです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。ヒヨドリは愛らしいですよね。

  • 花茨苦しき道も敢へて行くへの応援コメント

    おっしゃるように、自分で自作の出来に納得できないことって多々あるかとも思いますが、それでも少しでも作品を良くしようと前進するところは、私も見習いたいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    自分ではさほど立派なこととも思いませんが、自分の作品に期待を寄せてくれる方のために一定の水準以上のものを継続して公表できるようになりたいと思います。

    その先に何があるのかわかりませんが、前進あるのみだと思います。