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2024年1月9日 10:25
私は俳句のことはよくわからないのですが、「さびしかろ」で単独であること、「舞ひおりて」で鳥であることは想像できるので、成立していると思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。仰ることは分かるような気がします。ですがこの句の先にわたしの目指す道はありません。自分からすればこの句は、いささか独り善がりで一般受けしやすいもので、奥行きも何もありません。わたしは表面的に「それ」に寄り添っているだけです。何かの間違いでこの句が人口に膾炙するようになっても、わたしの嘆きは増えこそすれ減りはしないでしょう。
2021年3月1日 11:14
よい句だと思います。私は雪を想像しました。
わたし自身は余興の域を出るものではないと考えています。
2020年11月16日 21:59
ハクチョウとはわかりませんけど、鳥だろうとはわかりますから、白鷺とかカササギとか想像は十分できて、それで完成するいい趣向だと思います。初句、いいですね。
コメントありがとうございます。価値観の問題に逢着するのかもしれませんが、千年二千年の後も語り継がれるようなタイプの作品ではないと自分では考えています。
2019年7月21日 08:31
解説で、注釈がなければ成立しないと仰っていますが、逆に読者に想像させる魅力があります。舞ひおりて、で鳥であることが分かりますし、冬の鳥と言えば白鳥かな?と教えてくれる。好きな一句です。
コメントありがとうございます。思うにそのあたりは好みの問題なのでしよう。わたしはこの句を画賛(絵に添える詩文)にするのに適したタイプの作品と考えています。
2018年4月29日 16:45
注釈なければ…とありますが、舞い降りる姿なき「何か」のイメージのみでもむしろ十分な雰囲気を感じさせる、見事な無音の唱だと感じました。また、句に詳しくないため上手く言えませんけれども、「さびしかろ」の語の音と触感がそのいのちとなっているように思います。
安良巻祐介様コメントありがとうございます。ご感想参考になります。無音の唱との評ありがたいです。おっしゃる通り「さびしかろ」の語で差別化を図ったつもりです。
2018年2月21日 17:16
読み手が想像するのも俳句だと思う。
梅桜松と丸だ!様コメントありがとうございます。私は俳句の良いところは短いところだと思っており、そのわずかな文字数で、きれいな花や鳥や絵のように鑑賞にたえるだけの完成された作品にできれば、との思いでいます。
2018年1月25日 12:43
この句はおそらく縦書き草書でひらがなにひらいて書くときれいな並びになる。ネット俳句の面倒臭さは、活字になったときの文字の選びと、流れのない活字で融通を利かせないとならないところではなかろうか。もちろん、楽しみ方は人それぞれだが。
小稲荷一照様コメントありがとうございます。かつてはいざ知らず、今は縦書きで三行に分かち書きする前提で句の表記を決めています。表記の決定に関して最近はある程度機械的に決めており、面倒に思うことはあまりありません。活字も嫌いではありませんがやはり筆で書くのには敵わないと感じます。
私は俳句のことはよくわからないのですが、「さびしかろ」で単独であること、「舞ひおりて」で鳥であることは想像できるので、成立していると思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
仰ることは分かるような気がします。
ですがこの句の先にわたしの目指す道はありません。
自分からすればこの句は、いささか独り善がりで一般受けしやすいもので、奥行きも何もありません。
わたしは表面的に「それ」に寄り添っているだけです。
何かの間違いでこの句が人口に膾炙するようになっても、わたしの嘆きは増えこそすれ減りはしないでしょう。