ふつふつと湧きあがる何か――――

わたしと私が重なった。
私は、彼女ではない。当然だ。
けれど、彼女の中にあるものが私の中にもあるのか、とても強く感情を揺さぶられた。
歯をくいしばるように涙を堪えるこの気持ちは、一体なんだろう。
わからないけれど、私もきっと彼女のように「息するように書き続けるだろう」

羨ましいのは、いつも励ましそばにある蜜柑色の温かさ。

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