「視える怖さ」を淡々と綴る恐怖

やぶにらみ、という言葉自体初めて知りました。

普通の人には見えないものが見えてしまう主人公。それは体質なのか、斜視のせいなのか……。

エッセイ調で起伏が少なめに書かれている分、影男の話が余計に恐怖を誘います。叫びそうな恐怖というより、背中にぞくりとくる恐怖。

皆さんもぜひ、不思議な世界、体験してみて下さい。

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