欲と物と人が織りなす、ドラマ。

 舞台はルネサンス時代頃、シチリア。静かな語り口で泥臭くも人間臭い物語が語られていきます。
 決して楽で明るいお話ではないのですが、最後がこんなに輝かしいのはなぜでしょう。読後感は個人的には「ワクワク」といった感じでした。

 作者様の文章力も、非常に高いと思います。

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