玉鬘(たまかずら)えな、です。 書くこと読むこと食べることが好きです。 妖怪と和歌と粉ものを愛す者なり。 自分にしか書けないもの (自分のテイスト) を常…
この物語は、ひたすらに読み手の不安をあおる。時にシンプルに、ときに搦め手で、トキには現実感すら危うくさせて。そして、その不安の極致で、私たちは迷子になる。それまで手を引いてくれていた導き手が、…続きを読む
不思議なお話でした。前半の幻想的な雰囲気と、後半の軽妙洒脱な二人のやりとり。どちらも情景や情動の描写が美しく、もの騙りのなかへ、引き込まれていきます。夕陽の赤から、夜の黒へと変化していく展開。そ…続きを読む
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