いちはつゆずこです。河出書房新社『5分後に美味しいラスト』に『おはよう、白雪姫』収録。「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテストにて『…
雪国育ちの人が九州にいくと、冬の暖かさに驚きますよね。そんなとき見る故郷の雪。なぜか雪で冷たいはずなのに、作中では暖かいもののように思えました。そしてほんのりと薫る美味しい料理。とても素敵な…続きを読む
寒さの厳しい雪国新潟出身の「私」が、故郷以外でひとりで迎える初めての冬の、「美味しい話」です。仕事の締めに忘年会にと、妙に浮わついた年末の繁忙期。ふと時間のできた「私」は、下宿先の部屋で一人、白…続きを読む
情景描写が見事で、寂しげな部屋の風景や主人公の気持ちが伝わってきます。お母さんからの素敵な贈り物、何だか粋ですね。冬なのに暖かい、そんな小説です
地元新潟を離れ、就職先の福岡で初めて迎える暖かい冬の日。疲れた胃腸を労るべく、「私」は一人用の鍋にポトフを作る。一人暮らしの部屋ではどんなふうに音が響くか。故郷の鋭い寒さと白い悪魔がどれほど…続きを読む
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