ネオノイドが存在したら

冒頭から読み始めてのレビューです。
現代ファンタジーとして遜色なしのため応援レビューいたします。

背景は2045年という想像も出来そうな近しい西暦です。ネオノイドという存在が横行する。

余談ですが新人類を扱う物語といえば貴志祐介さんの『新世界より』今作にはそれに近い現代とファンタジーの曖昧模糊な魅力と 現実にありそうなラインを押さえてのネオノイドの説得力ある説明が物語を彩っております。

これは現ファン好きには垂涎の一作となりそうです。

前作の未来桃太郎やこのネオノイドの巻き起こす中に取り込まれる主人公など。作者ならではの勢いは健在。詳しくは巻き込まれて見てください。犯罪や人種間など現代とファンタジーの合間でふわふわしつつぐいっと説得されるように読めるはずです。

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