新撰組、料理、恋ごころ…… 三つのテーマが巧みに溶け合っていて、文字数以上の読みごたえを感じる短篇でした。
北海道で小説を書いています。商業作品は「眠り王子と幻書の乙女」「ワンド オブ フォーチュン」「ブラッド・ナイト・ノワール」など。カクヨムでは現代が舞台の青春も…
恥ずかしながら新選組は、その名前と登場人物の一部くらいしか知らず内容はあまり知りません。それでも歴史を知らずとも、その物語だけでも楽しめて、それと併せて食事を題材にした内容もとても感情移入できました…続きを読む
多くは語りません。語ってしまうと、“ヨム”楽しさを奪ってしまうことになりそうなので。さあ、一刻も早く、ご一読を!
相手を想う気持ちが如実に感じられる巧みな文体、読み進めるうちにせつなさが込み上げて来ます。内容のネタバレを避けたいので明確には書きませんが、食事シーンの二言と最後の一言が心にグッと来ました。短…続きを読む
京都、新撰組屯所。肺を病んだ沖田総司のために。花乃は必死で、食べてもらえそうな料理を作る。沖田は史実の人物なので、労咳(結核)にかかったこと、その後の運命も、ご存知の方は多いと思います。花乃…続きを読む
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