せつない

相手を想う気持ちが如実に感じられる巧みな文体、読み進めるうちにせつなさが込み上げて来ます。

内容のネタバレを避けたいので明確には書きませんが、食事シーンの二言と最後の一言が心にグッと来ました。
短編小説は短さにかかわらず人の心に残る強さが魅力だと思っていますが、そういった意味でも本作品は大変魅力的と思えます。

主人公は長編で書かれている登場人物のようですので、そちらも読ませていただこうと思います。

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