社会人への階段をのぼる学生達

様々な地域で問題になっている、古き良き店の後継者不足。
長年の営業に幕を閉じる店舗を見るたびに心が痛むかたも多いのではないでしょうか。
この作品では、大学生達が商店街を活性化させようと奮闘します。
その姿は、営業職やプロジェクトチームのよう。彼らは社会人への階段をのぼっています。

欲を申し上げますと、「『働くヒト』小説コンテスト」の作品としては「働く」要素が弱いです。「学生の活動」の域を出ていないように思えます。

しかし、ひとつの作品としては、とても面白いです。
今後の展開に期待します。

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