内気な少女は、とても健気で頑張り屋さんでした

ある日突然、母のように慕っていた師から、誕生日プレゼントと称して店を丸々譲り受けることになった内気な少女ニーア。
腕は確かなのに、その性格ゆえになかなかうまく商売が立ち行かず、店番をするのにも頭を悩ませる日々を送っています。
そしてそんなニーアに更なる難題が降りかかり……

それは引っ込み思案なニーアにとっては、大きな大きな決断。
でもそれをやり遂げた明日の彼女は、きっとちょっぴり、自分に自信がついたんじゃないかな。
そんな風に、この先の彼女や彼女の周りを、とても微笑ましく想像することができる素敵な物語でした。

温かくて優しくて。
読後はきっと笑顔になれます。
是非読んでみてください。

その他のおすすめレビュー

平原佑記さんの他のおすすめレビュー66