ウェイトレス・ミオの異世界スポーツバー「イギーダ」繁盛記

作者 叶 良辰

86

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★★★ Excellent!!!

スポーツが好きな人は絶対に読んで欲しい!

逆に苦手な人はもっと読んで欲しい!

異世界を舞台としているのでスポーツのルールも独特です。基本はアメフトやラグビーの類のようですが、書き方が初心者視点で書かれているので、とにかく読みやすい!

サッカー選手の知識があるとムフフとなる面白さもありますし、野球も若干あると思います。

でも、一番の見所はスポーツ選手を支える裏方の存在。これの面白さが堪らない!

監督もある意味で裏方だし、ファンを盛り上げるスタッフも。そして経営も含めてエンターテイメンに仕上がっている作品。

私は今まで、こんなに興奮したスポーツ小説と出会った事はありませんでした。

この出会いに感謝。そして、執筆して下さった作者さまに更に感謝致します。


最後に一言。

マナミーズ最高!! ファンクラブ入ります!!

★★★ Excellent!!!

異世界で行われている「フッボル」という競技。
それは、どうやらこちらの世界のアメフトに似ています。
各国に正式なスポーツチームがあり、選手達は国を背負って戦っています。

そのスポーツチームの一つ。
『ノールランド・ブラウザーバック』の快進撃を綴ったのが、この物語です。

私自身、スポーツと言えば屋内競技歴が長く、正直屋外でする競技なんてルールがほぼ分かりませんが……。

いや、これ。
面白いですよ。

主人公で、スポーツディレクター兼選手兼ウェイトレス兼アイドル兼(その他諸々)の、ミオの解説がうまいので、競技の描写にはぐいぐい引き込まれます。

ルールを知らなくても、観客席に座って「うおおおおおおっ! 走れぇぇぇっ」と選手に叫んでいる気分になります。

スポーツというのは、国や法律や人種や差別をとっぱらって、一時的に共通のルールの中、同等の条件のもと、公平に行うものだと思っています。

だから、熱くなるんですよね。
ドラマも生まれます。

そして。
本当に、『平和』があってこそ、スポーツって楽しめるんですよ。そんな当たり前のことに気づかされました。

スポーツで、勝敗にこだわった経験がある方。
このお話。
お勧めです。

★★★ Excellent!!!

スポーツバーという存在を、なんとなくしか、知らなかった自分です。
スポーツのルールに関しても同様でした。


ですがですがっ!
ミオさんの丁寧な案内に導かれ、いつしかどっぷりと、このスポーツバーにはまってしまっていたのでありますっ

手に汗握る試合で、応援し喜んだり悔しがったり、一緒に参加させて頂き、とても楽しかったですー!

経験と体力と頭脳、スポーツ選手の位置や役割、そしてスポーツに対する国同士の関わり方など、丁寧に書き込まれたそれらの展開も見どころ満載でして本当に楽しかったです♪
拝読させて頂く幸せを、これでもか~というぐらい感じました。

ありがとうございます!

★★★ Excellent!!!

ミオのなんとも可愛い語り口に、ルールもよく知らないスポーツ「フッボル」の世界に引き込まれます。

まあ平たく言う所のアメリカンフットボールだとは思うのですが、これがなんとも視覚的に楽しく、また作戦の妙などもあって、門外漢でもばっちり楽しめるように書かれています。
スポーツものならではの熱い展開、楽しいキャラクター達はもちろんですが、ここではスポーツと共に酒場の経営なども絡んで、かなり庶民的なところから、多角的に物語が語られていきます。

こう書くと、ちょっと混乱するかもしれませんが、物語は実にシンプル。
チームの快進撃、勝利と共に、酒場もまたどんどんと大きくなり、看板娘のミオはますます大忙し!といういたって楽しい話になっております。

そうそうミオをカゲにヒナタに支える「マスター」の存在も忘れてはいけません。酸いも甘いも嚙み分けた、まさに渋い中年。このマスターとのやり取りがストーリーを力強く進めていきます。

異世界が舞台と言うことで、その良さを取り入れつつ、スポーツを題材にした社会的なテーマにも切り込みつつ、さらにはミオの恋の物語まで入れ込む盛りだくさんな内容。

軽くて楽しい感じなのに、とても読み応えのある物語です。
ぜひ読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

ウエイトレス・ミオ視点で異世界のスポーツバーを描くという不思議な話なのですが、細かいところでいちいち笑わせに来る雰囲気で、好きです。
スポーツ観戦って楽しいんですね

異世界なのでスポーツにも異人種が参加したりと、ファンタジー世界に巻き込まれてみてください。

★★★ Excellent!!!

異世界スポーツもの。

スポーツものとはいいつつも、メインは裏方。というよりスポーツものと思わせつつお店の経営ものになり、途中恋愛ものの要素が挟まれ、そして最終的にはクラブチームの運営と、ストーリーが進むにつれどんどん話が大きくなっていきます。最初はまさかこんなにも話が膨らんでいくとは思いませんでした。最後の最後では世界を巻き込んだ大ごとになってますしね。このかなり大胆なストーリーラインは素晴らしいの一言です!

序盤の方はコミカルなシーンが多いですが、後半はだんだん真面目になっていき、試合シーンとかも熱い展開があって読み応えのある作品です。ファンタジーだけどお仕事もので、さらにラブコメ要素もあり、幅広い層にウケそうな内容だと感じました。

「読むものに困ったらとりあえずこの作品を読め!」と強気にオススメできる作品かと思います。これは読むべき作品です。面白いです。

★★★ Excellent!!!

スポーツバーで働くことになったミオ。

最初は、アルバイト気分だったのに、段々、肩書が変わって行くの。

ミオの語り口で読むのがとっても楽。

それから、スポーツを知らなくても思う存分楽しめるみたいよ。

ミオとチームの面々、スポーツバーの面々、どうなっちゃうのこっちゃらほいって感じで、色々な絡みがあるのよね。

面白い小ネタもあるから、それは読んでのお楽しみ。

だから、私と話したいんだったら、お店に来てね。

★★★ Excellent!!!

 現代日本で言う「スポーツバー」の異世界バージョン。テレビは無くて、水晶でスポーツ観戦をする。主人公は他種族に馴染めない少女。少女の見聞を通して、物語は進んでいきます。ライトノベルにしてはセリフは少なめで、謎のスポーツの解説が多いが、何故かサクサク読めてしまう。最後の方は異世界に平和をもたらしたはずのスポーツが、政治的に危うい面を見せるなど、一気読み必至の作品です。そして最後の最後には恋愛要素もあり、あらゆる面から魅せられました。主人公の少女の視点から描かれているのに、少女の気付かない心の成長や変化を、くまなくすくい上げる書き方はさすがに玄人のなせる業です。スポーツを通じて他種族を敬遠していたはずの少女が、人間の話を聞くようになったり、馬鹿にしていた少年を応援していたり、とにかくスムーズに心の変化が描かれています。
 少女がこのスポーツの初心者という設定から入るので、少女の理解と読者の理解がリンクするのも良かったです。謎のスポーツに、いつの間にか感情移入して、選手たちを応援したくなる素敵な作品です。
 スポーツが好きな方も、苦手な方も、この作品を読んで祝杯を挙げましょう。世界の平和のために。

★★★ Excellent!!!

サッカーファンを自称するなら、まず目を通して欲しい。
よりによってそいつらか! というどこかで聞いたことのある選手達が、異世界で激突!
熱い展開に胸を躍らせているうちに、気付けば本作のもう一つの魅力、『経営・マネジメント』の虜になっていく……。

スポーツ対戦と経営の波状攻撃、時に挟まる軽妙な笑い。テンポよく楽しい、小気味よく泣ける。
そして次々と襲い来る無理難題に対して、思わず唸り声を上げてしまうロジカルな解決策。
……これぞ大人の思考を持った高校生のための、いや、高校生の頭のまま大人になった男のためのスポーツドラマ!

御作者様が某協会からおしかりを受けるその日まで、熱く応援するものです!

(なお。このレビューは危険を察知した場合自動的に消滅します)

★★★ Excellent!!!

ウェイトレスのアルバイトを始めたはずが、あれよあれよという間に……

私はスポーツバーを知らないし、
アメフト(かな?)のルールを知らないし、
至る処に仕込まれているパロディの元ネタも殆ど分からなかったのですが。

それでもすごく引き込まれました。
戸惑い迷いながらも、成長し己の居場所を見つけたミオ。
熱くぶつかり合う、男たちの戦い。
(真剣に戦う姿は本当に格好よくて、みんながモヒカンだってことをついつい忘れてしまいます。笑)
そして私の大好きな、淡い恋心。

色んなものが鏤められた、素敵な作品でした。

★★★ Excellent!!!

ホークルの少女、ミオはたまたまとある酒場で働くことに。その瞬間から、彼女の今後のキャリアは決まっていた、のかもしれない。

自分の存在価値は大したことない。
そう思っていたミオが、マスターに出会い、スポーツチームのブラウザーバックスの選手や、いろんな人達との出会いを通して成長していく様子が描かれている。ミオを含めすべての登場人物たちがとても魅力的で、ギャグセンスも素晴らしい。さらに、試合のシーンは、実はルール知らない(>_<)そんな私でもドキドキ、ワクワクしてしまうくらい迫真ものです。

ここにある人間ドラマは本当に素晴らしいって思いました。

★★★ Excellent!!!

日本人にとってスポーツバーという場所が、もう少し馴染みのある場所になっていれば、この作品は頭ひとつ抜きん出た人気を確保しているかもしれない。

スポーツバーがもう少し市民権を得ていれば、それだけでこの作品を手にする人が増えると思う。

そして手にする人が増えたなら、多くの読者が虜になるであろう傑作と言える。

実際、私はスポーツバーには行ったことが無く、アメフトもよく分からない。

だからこそ、この作品を手に取るのが遅くなってしまったと言っていい。
気にはなっていながらも、スポーツバーという単語に「ピン」とこなかったからだ。

けれど読んでみれば、作品の魅力に取り憑かれた。
題材の面白さ。
一人称視点となる主人公をここに定めた面白さ。
メインの題材を取り巻く様々なドラマの面白さ。

笑いあり、感動あり。
時に、実際にスポーツ観戦している時に味わう様なあの背筋のゾクっとくる感覚を、本当に体感する事が出来る。

ストーリーの主軸も程よい重さを持たされていて、秀逸なラストが心地よい読後感をくれた。

オススメです!

★★★ Excellent!!!

タイトルどおり、ホークルの女の子ミオが世紀末の場末のような(?)ヒャッハーな居酒屋でアルバイトとして働き出したところから、機転の良さとパワフルさ、チャキチャキした姐御肌でスポーツバーを切り盛りし、さらにはスポーツチームのブレインに……と駆け上がっていく、勢いのある物語です。

争いの絶えない異世界の国々が、スポーツで勝負することで平和を取り戻していくという素晴らしい背骨がある中で、個性的なキャラクター達が時に熱く、時にコメディに立ち回ります。

頭と体を働かせてガンガン働いていき、周りからも頼りにされるミオですが、彼女もやっぱり過去の戦争で心の傷を負っていたりします。

そんな彼女も、様々な人と接し、様々な経験をする中でその過去を乗り越えて前進する。
サクセスストーリーだけでなく、そういった彼女の内面的な部分も見守りたくなります。

迫力ある試合の描写では、アメフトの緊迫した試合状況がまるで実況を聞いているようにリアルに伝わってきます。
ルールを知らない私でも手に汗握るドキドキを味わうことができました!

★★★ Excellent!!!

スポーツを見ていると選手たちの“反射神経”の良さに大変驚かされる。もちろん打球を追う技術も素晴らしいが、状況に応じ多角的に反応する頭脳は、極限の精神状態の中でも的確な行動を選択するようだ。そういった意味での反射神経も我々観客をおおいに唸らせる。体と体のぶつかり合いも見ごたえがあるが、日本人が好きな“間”を魅せてくれる。技と技、力と力の対決に頭脳戦が加わり、スポーツ勝負とはなんとも奥深い。今年の夏もたくさんのドラマが生まれるに違いない。

さて、本作『ウェイトレス・ミオの異世界スポーツバー「イギーダ」繁盛記』は、主人公ミオの視点で書かれた完全固定の一人称。チームマネジメントに関わってゆく彼女はフィールドプレイヤーではなく裏方的な立場。その目に映る関係者たちの姿。それが物語のキモとなる。

題材は“異世界アメフト”。実は私、ルールを知らない。専門用語も聞いたことがあるかな? 程度の知識しかないのだが、本作はそれでも問題ない仕上がりになっている。競技の描写は話が進むにつれ長くなっていくのだが、“選手が頑張って動いてますよ”的な最低限の情報提供がなされているからだ。物語もフィールド外で展開される部分が多く、結果、読者は政治と世界情勢に関与するスポーツの在り方を考えることとなる。アメフトを知らずとも楽しめる小説となっている。

作者の叶氏、わりとぽんぽんアイディアが出たようだ。全五十話、一ヶ月半ほどに渡る連載の中で、必要に応じて必要な量の設定をつぎたしたあとが見受けられる。老舗うなぎ屋の秘伝のタレのような高等技術だが、読者の反応を見ながら書いたのではないか? ならばそれにこたえた叶氏の作家としての力量にはおそれいる。“アドリブ”の連続だったと思われるが、氏の筆は柔軟に対応しきった。だが、それでも日刊連載ではかなりしんどかったはずだ。叶さん、あんたの作家としての“反射神経”は名選手の… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

結論から言うと、熱く、そして面白い作品でした。
世紀末な異世界で、戦争で血を流れるのを防ぐために始まった各国同士のアメフトスポーツが主なテーマなわけですが、その描写がとても濃密かつわかりやすい。
アメフトのルールを知らなくても、大体の流れがどうなっているのかがわかったし、何より展開が熱いのでついつい読んじゃいました。

そのスポーツに関わる上で、酒場のウェイトレスである主人公の奮闘っぷりが描かれるのですが、これまたコミカルで楽しい。
様々な苦労をしつつ才能を発揮して出世していく様が心地いい。
最終回は、思えば遠くに来たものだと振り返っちゃいますね。

スポーツ、労働、経営、政治、そしてちょっとしたラブコメ。
それら全てが丁寧に合わさった作品、超オススメです。

★★★ Excellent!!!

異世界スポーツとは、どんなもの?
興味津々にページを捲り、迫力満点の試合にハマりました。
個性的な選手も魅力的ですが、主役は敏腕ウェイトレス、ミオ。
彼女はどんどん進化し、もはやウェイトレスに留まらず采配を振るう。
ミオのサクセスストーリー。
今後の展開が楽しみです。

(第44話 69ersの猛攻まで拝読後のレビュー)

★★★ Excellent!!!

斬新な視点で綴られる物語ですね。とても雰囲気の良い作品なので、ずっと読み続けていたかったのですが最新話に追い付いてしまったので仕方なく(笑)レビューを書いています。
スポーツバーのウェイトレス視点という発想がすでに独特なのですが、それに加えての異世界。
読み続けるうちに『これ異世界じゃなくても全然いいんじゃない?』と思った事は抜きにして、非常に読み手を楽しませてくれる小説です。抱腹絶倒のギャグオンパレード、というのとは違いますが、読み終わった後で毎回妙に思い出し笑いをしてしまう、心に残る物語です。設定だけではなく、作中を通して流れる暖かな雰囲気もこの作品の良さを引き立たせるスパイスとして充分に働いており、とても安心して読み進める事ができます。 傑作。

★★★ Excellent!!!

スポーツを、ウェイトレス目線から見た、斬新な作品です。そして、いつの間にか作戦会議にも参加していたり、仲間が増えていたり、ラブ要素あり、出世ありの、サクセクストーリーです。通常のスポ根ものにあきてしまった人に、通常のスポ根が大好きな人にも、オススメの作品です。

★★★ Excellent!!!

異世界って言ってるけど、これは所謂転生物ではない。
召喚物、というのもちょっとちがう気がする。

主人公は人間ではないし、マスターとか選手陣も、なんか怖い(体格がいいからね!)。

だけど、直向きに頑張る選手たちを陰ながら支えるミオの愛らしさというか、そういうものが詳細に描かれているあたり、作者さんの新境地に違いないと思います。

そしてひとつ思うのは、もしかしたら、これは新手の成り上がりの物語……かもしれないって事でした。恋の行方も気になるところではありますが、アルバイトからいったいどこまで登り詰めるのか!?
その辺りも楽しみです。

★★★ Excellent!!!

もしも――
異世界にスポーツバーがあったら?

この着眼点が非常に面白い

また、こういった場合は往々にしてスポーツ選手に焦点を当てられるのだが、スポーツバーで働く主人公の視点。そして、スポーツバーに訪れる人達やスポーツ選手達、それを取り巻く人達の人間模様が非常にコミカルに描いている

作品としての面白さはスロースターター的なところがあるが、10話を越えた辺りから面白さが加速して、次から次へと読みたくなってしまう中毒性がある

毎朝の更新が楽しみな作品
カクヨムにおける私のお気に入りの一つ

主人公と勇者(笑)との恋愛にも注目だ!!

★★★ Excellent!!!

一瞬「世紀末」な話かと思っていると、次の瞬間には「異世界でスポーツバーやってます」を現地従業員の視点で見る話だとわかります。

元ネタわかると更に面白いんだろうなぁと思うのですが、わからなくても充分面白い!

あえて、恐らくチート英雄であるマスターの視点ではなく、それを横目で見てる現地従業員の娘の視点で描いているところが、また上手い!

ハートフルな物語になるとのことで、これからのお話に期待です。