概要
叫びたいのに、叫べない。
学校生活というのは、若者の時代にしか味わえないとても短くて濃密な時間だ。彼女達はその時間をいかにどう生きるか、どうやってかけがえの無い仲間を作るのか、そこで何を学ぶのか。
市立中学校に通う坂江 陽花里(さかえ ひかり)は中学二年生。
吹奏楽部でユーフォニアムを担当している。
二年生の始業式、クラス替えをすると、ある"嫌な"女子と同じになってしまって……。
この作品のサイドストーリーはこちら
「傍観者」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883417591
《初めて本格的に書く小説なので、この作品は試し書きです。》
と言っていましたが、この話を書き進めていると試し書きでは済まされないような気がして、前言撤回しました!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!悩みと葛藤と
友人同士特有の悩みや葛藤が描かれていて、学校の息苦しさや関係の変化に翻弄される陽花里さんの内面がよく描かれているように思います。
悩んで、一人で考え込んで、また悩んで。そんな陽花里さんの姿に少し切ないものを感じました。
また、言葉の端々にすてきな表現があり、特に1.4話の合奏のシーンはとても素敵な表現をされていると思いました。
ところどころに文法的な間違いや誤字などが見受けられましたが、それも読み進めるのに支障をきたす程ではありません。気づいた時に修正する程度で大丈夫だと思います。
フォローさせていただきました。続きのほう期待しています。同じweb小説書きとして、一読者として、応援して…続きを読む