勇者の偶像は黄昏ている

この作品には勇者と呼ばれるべき人物が二人しかいない。二人もいると言えないのは二つ名が多すぎるからだ。何をすべきかわかっていないので戦っている。この事を自覚した者だけが憎悪されるに値する。わかっていないのなら称賛される側に回るだけだ。負けを認めていない。世界から逸脱せずに違うことをやれていない。この作品は続いて欲しいのか?終わることができるのか?挑発に侮辱を持って返すことは礼儀であるかもしれないがその言い方はこの作品は素晴らしい作品だということだろう。

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