都合のいいフィクション

人は誰もが都合のいいフィクションを求めている、という。なのに自分にとって都合のいいフィクションとは何かを誠実に考えるのは難しい。足りないのは環境か?資金か?友人か?それともほんのちょっとの勇気なのか。一度勇気を出すと決めてしまったら最期、都合のいいフィクションから逃れられなくなるのか。ルートは分岐している。なのに現実が勇気によって都合がよくなってしまうこと、それが不都合なのか。運命の声は助けてくれないのか。まだまだ経験値が足りない。どうも私の都合のいい感想にこの作品のタイトルは都合が良すぎるようだ。

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