家族関係と音楽の分節点は機械において補完される

非常にわかりにくく書きます。おもしろい。しかし最後は納得できない。少なくともあの人に対する憎悪を受け入れた方が創作論として一歩洗練される気がします。もし音楽が作中でほのめかしている行為にすぎないのなら最初の機械のディストピアに丸めこまれただけになってしまいます。というのも機械にはまさに評価判断をせずに憎悪するということが欠けているのですから。それとも最後の光景は悪辣な皮肉ということになるのでしょうか。

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