非常に洗練された人物像と情景描写が輝かしい。各場面の一つ一つが頭に浮かび、主人公の豊かな表情や年齢相応の長所短所が手に取るように理解できる。例えるなら壁に張りついた蔦をたどって屋上に至るような。 詳細本作。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ファンとして(※以下、敬称略) 小説・エッセイなら京極夏彦、司馬遼太郎、田中芳樹、澁澤龍彦。 漫画なら荒木…
夢は深層心理の反映っての、あるだろうな。子供の頃に事故で亡くなった子の夢を見続ける主人公。突然告白してきた人に戸惑いながら、一緒に夢の理由を探す。言いたかった言葉を言えなかった心残り。それ…続きを読む
驚きの結末、爽快です。
女子大生の美嘉は同級生の宮部くんから、突然告白される。でも美嘉はある事情から、即答出来ずにいた。それは度々夢に見る、幼馴染みのテッちゃんとの苦い別れの日のこと。驚きのラスト、これはまったく意表を…続きを読む
すっかり作者の手腕に騙されました。序盤はオカルトチックなのに、全然違いました。短い中にちゃんと章立てしてあった理由もちゃんと分かりました。この短い中で、ちゃんといい意味で読者を裏切ることができる作…続きを読む
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