この文体、文調、何を勉強すればこんな自然なレトロ感を出せるのでしょうか。世界観とマッチして、だから背筋にゾワッとくるものがあります。こういう作品、好きです。
「小説を書くことが以前のように楽しく思えるように」。 リハビリのようにスマホで執筆する毎日です。 執筆するにあたる意見交換をするのが好きです。 もし良ければ…
レトロな雰囲気で語られていく、なさけなさが魅力的な小説家と飄々とした少し強引な記者男二人を中心にして語られる良き古き怪奇小説。面白くて一気に読んだ。なんていうか本で売ってたら絶対に買って本棚に置いと…続きを読む
古き良き時代を舞台に、主人公の男二人の惚けた雰囲気と血生臭く怖ろしいホラーの絶妙な取り合わせが最高です。関と大久保のやりとりが可笑しくて、怖ろしい場面との緩急のリズムが絶妙の巧さです。ハードカバ…続きを読む
昭和初期、帝都。文士の大久保は、怖がり要員として、新聞記者・関の怪談蒐集に引っ張り回される。酒浸りで怖がりの大久保に、どことなく胡散臭い関。本が絡むと箍が外れる編集者・菱田、オカルト好き華族…続きを読む
子供の頃から妖怪ものの話や古いミステリが好きで、よく読んでいました。 本作はそのテイストが大好きな方が、惜しげもなくそのエッセンスを出して書いているのが肌で感じられます。 酒、それは古くからカ…続きを読む
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