生まれた時間が人生を変える。

この世界には昼生まれと夜生まれが存在し、そしてその生まれた時間の差で大きく人生が変わる。

昼に生まれれば、楽しく未来の可能性なんて無限にあるような暮らしが待っている。
一方夜に生まれれば、たちまち人権などなくなり“夜勤”として死獣と戦う運命を背負わされる。

死獣は毎夜毎夜現れ、激しい戦闘で仲間を失うことなんて当たり前。かといって昼の太陽は有毒で、夜生まれは昼の世界で生きてはいけない。
夜生まれにとっては理不尽で、でもどうしようもない宿命がこの世界にはあった。


主人公はそうした世界に抗い、ある少女との出会いによって世界の謎にも向かっていく。




昼生まれ/夜生まれ という斬新な設定と世界観、その裏付けや戦闘シーンの描写も秀逸な作品だった。

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