暖かくて、なんか笑えて、優しい気持ちに泣きたくなる!

作家を目指す「マミ」さんと、お子さん「ケンタ」くんの、何気ない日常を追いかけながらも、不思議と胸に迫ってくる物語です。
エッセイ風でありながらも、ちゃんと物語になっているところがポイントでしょうか。マミさんの真面目な想いや、ケンタ君の行動のおかしさ、積み上げられていく日常は平凡かもしれないけれど、その中にこそいろんな大事なものが詰まっている。
そういう感覚はみんな同じだと思います。それが言葉ではっきり表現されるところにこの物語の良さがあります。そして何より前向きで優しい心根が、胸に迫ってきました。

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