エンジェルのお仕事には、その後サラリーマン生活が待っていた


なんて面白い設定なんでしょう。
日常会話は人間界に置き換えてみると、あるある~。と笑顔になってしまいます。

しかし、コミカルな面白さに油断していたら、ぎゅっと胸を掴まれて涙してしまいます。
幸せならそれに越したことはないけれど、そんな世界ばかりじゃない。
それを突きつけられて、苦しくて悔しくて、どうして笑顔だけではいられないのだろうと目頭が熱くなりました。

ラストにある救いには、締め付けられた胸に温かいものがひろがります。

せめて、今日、今このときだけでも、世界中が幸せな笑顔に包まれますように。

その他のおすすめレビュー

花岡 柊さんの他のおすすめレビュー391