䴇杜のアルビノ疑惑…?(番外編)
「湊人なんて嫌いやわ!近寄んなや阿呆!」
何でこういう事になったかと言うと三時間前に遡る。
最近思っていた事。䴇杜の髪と瞳について。
まぁ、此処から出る事を諦めた訳ではないが。
じーっと見ると分かるとおr…
「ふぁ……って何見てんねん…湊人?」
「お前ってさ、毎回思ってたけど…肌が無駄に白いよなぁ?」
「インドア派やから?」
そういう問題じゃ無いだろ…と思いながら。
「後、握力全然無い癖に蹴りだけ威力半端無い。」
「それは知らへんし〜?俺に関係あらへん」
毎回思う。コイツと同級生とかだったら絶対仲が悪いだろうと。
「後、背が無駄に低い。」
ボソッっと呟いた一言が䴇杜の耳に入っていたようだ。
「余計なお世話やし」
むーっとしてきて餅かと思う。
「え?もしかして俺を見てたんか?ええよ?別に(笑)」
誰が好んで見るかよ、関西弁阿呆。
「そうじゃなくてだな…お前肌白いし瞳が赤紫だし…なんつーか…お前ってアルビノだったりする?」
3秒間の静かな空気流れる。
「あはっ」
は?頭が可笑しくなったか知らないが䴇杜から変な声が漏れる。
「あはっ」
精神科に連れて行きたい気持ちでいっぱいだ。頭大丈夫か?と聞きたい位に。
「ちょ、おい?䴇杜?」
「なんや、意味深に見てくると思とったらそんな事かいな」
意味が分からなくて困惑するのは俺だけだろうか…。
「アルビノやったら悪いんか?なぁ?」
「何でキレてんだよ、別に何とも言ってない。」
別に気にしなくても良いだろうに。
「五月蝿い!湊人なんて嫌いや!近寄んな阿呆!変態!」
と至る。
「どーせ嫌うんやったら早めに嫌って欲しいんやけど…」
䴇杜の呟き。
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