映画の迫力と小説の繊細さを併せ持った、素晴らしい作品

破壊神――作中で描写される、その言葉がまさに具現したような存在が、これでもかと暴れまわります。まさに怪獣小説!
一方、怪獣に翻弄される軍部の司令塔である主人公の心情描写が丁寧で、命を落とす部下に対する上官の想いなど、映画では描写しきれないエモーショナルな部分を浮き彫りにしています。
映画の迫力と小説の繊細さを併せ持った、素晴らしい作品。
オススメです!

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