今も民話の生きる町

テンポよく、シンプルにまとめられたお話でした。
こうした怪奇譚を街そのものとして取り上げることができるのも、正に遠野ならではなのかなと。
物語が口承の形態をとっているからこそ感じられる、得体の知れぬゾクゾクとした感覚がたまりません。たった1,000文字程度の短い作品ですが、一読の価値のある作品だと思います。オススメです。

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