本作りをする主人公の話です。いやー、久しぶりにオリジナリティが詰まった小説を読みました。設定が面白く、それでいて嫌味がない。二人の会話からもそれを感じ取り、すらすらと読んでしまいました。最後のオチもいいですね!タイトルと掛け合っており、非常に読後感のいい話でした!次の話にも期待して星3つ送らせて頂きます。
俺も相当のトシだが、難しかった。昭和初期の話だと思って読んでいたらスマホが出てきた。俺なんて、れびゅー書く資格なんてなかった。
こまち たなだ様の作品はどれをとっても食欲をそそられるような食材や料理の表現があり、食いしん坊心をくすぐられます。人生は一冊の本に例えられると思う。冒頭はあいまいであやふやで、一体どのように物語が成長していくのかを優しく見守れる。中盤でいつも事件は起こる。事件をきっかけに、物語は更に味わい深くなる。やがて、その物語がクライマックスを迎えると、いつの間にか物語の虜になっていた。人の人生を一冊の本にするには・・・蓮が複雑な気持ちを抱える。そして、結は・・・。あとは、お茶漬けを食べてから。
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