このお茶漬けを食べ終わる頃には・・・

こまち たなだ様の作品はどれをとっても食欲をそそられるような食材や料理の表現があり、食いしん坊心をくすぐられます。

人生は一冊の本に例えられると思う。
冒頭はあいまいであやふやで、一体どのように物語が成長していくのかを優しく見守れる。
中盤でいつも事件は起こる。事件をきっかけに、物語は更に味わい深くなる。
やがて、その物語がクライマックスを迎えると、いつの間にか物語の虜になっていた。

人の人生を一冊の本にするには・・・蓮が複雑な気持ちを抱える。
そして、結は・・・。

あとは、お茶漬けを食べてから。