鉄を纏いし獣、寂れた荒野を征く

ポストアポカリプスの旅モノ、流浪のロボットもの。
本作品を表すには色々な言葉がありますが、このなんとも言えない哀愁と希望を織り交ぜたような繊細な作風には、どこか懐かしさを覚えます。

「〇の国編」という章ごとに一つのドラマが組まれ、少年少女は新たな出会いを経験しながらもやがては去っていく。旅人として。出会った人々に何かを残しながら。

良質なロードムービーを見ているような、はたまた旅の記録を綴った手記をのぞき見しているような、そんな雰囲気が漂っている良作です。
皆さんも是非、彼らと共に旅へ出られてはいかがでしょうか。

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