主人が最期に彼の名を呼ぶ時の破壊力は抜群☆

笑わせるだけ笑わせて「もうここまでかな?」と思ったところに急展開の仕掛けがある、女騎士と従者の物語。

「クッコロ」の擦り込みによる特殊な情操教育が、時を経ても色褪せる事無く従者の心に深く残り、ラストに再び原点へと返らせてくれる内容は、読み手さえも「また最初から読みなおしてみよう」と思わせるものがあります。

もう一度、スタートから読んでみると……女騎士の従者に対する「気持ちの入れよう」が改めて違った視点で理解できるかもしれません☆

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