反抗期ロボット　リベリオンⅩ

　あらすじ(全文掲載)

　十一歳の少年シュンヤはほんの少しだけ話をした、という理由だけで少女レイカが発見した巨大ロボットの所まで連れて行かれる。
　レイカはこのロボット、リベリオンⅩで自分を虐待している父親を殺すつもりなのだと知るが、シュンヤにそれを止めることはできず、自分の意志で加担する事を選んでしまう。
　夜、レイカの計画は決行されてシュンヤは共にリベリオンⅩに乗り込み、レイカの父親を殺害する。
　その時、シュンヤの運命は決定した。真っ白い光りに包まれて彼の存在は消えてなくなってしまう。
　事件後の遠い未来、突如現れた巨大ロボット、リベリオンⅩはあらたな月面鉱物ルナニチウムから得られるエネルギーを利用した次元核エンジンの採用により大量生産され、多くの戦争に投入されるようになる。
　戦争…続きを読む