死の世界を舞台に二人が演じた美しき終焉

 細かく丁寧な描写による、とても美しい世界観が特徴的、
 こういう結末、私は好きです。
 いつになるかは分かりませんが、物語にはいつか終わりがくる。
 できることなら、その終わりが美しい、幸せなものであってほしい。
 ならば、然るべき時に自分達で「終わらせる」という選択があっても良いと思います。
 最後に彼が言う「ずるい選択」を、他でもない「彼自身」が赦す日が来ることを祈ってます。
 深い物語でした!
 文句なしの★3つです!